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蒲生田海岸のウミガメ見守り続け60年 世界最長の観察を冊子に   2015/5/25 09:58
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蒲生田海岸のウミガメ見守り続け60年 世界最長の観察を冊子に 阿南市椿町の蒲生田海岸で続けられているアカウミガメの上陸・産卵調査が2014年に世界最長の60周年を迎えたのを記念して、地元住民らが作っていた冊子「ウミガメが上陸する蒲生田 私たちの思い出」(A4判、112ページ)が完成した。ウミガメの上陸を見守る住民の活動や、上陸数が年間700回を超えた半世紀以上前の活気などが作文や写真で紹介されている。
 
 ウミガメ観察に携わった地元の蒲生田小(休校中)の卒業生や教職員ら50人が寄稿した。

 1950、60年代に調査をしていた卒業生の寄稿文には、夏の夜遅くに浜へ行くといつもウミガメの産卵を見ることができたことなどが記され、ウミガメの上陸が日常茶飯事だったことが分かる。87年から3年間蒲生田小の校長を務めた鎌田武さん(86)=同市桑野町=は「少人数の児童全員が、雨の日も風の日も、また夏休みも一日も休むことなく汗を流していました」と、児童が懸命に調査を続けていた様子をつづっている。

 54年に始まった同小児童によるウミガメ観察や人工ふ化の実験についても写真を交えて紹介。各年の初上陸日と最終上陸日、月ごとの上陸数なども掲載している。資料によると、59年には781回だった上陸数が92年以降は2桁になり、昨年は過去最少の3回だった。

 昭和初期の蒲生田の町並みや農作業風景、ウミガメを観察する児童の様子も写真で振り返っている。

 編集委員長の岡本憲治さん(68)=同市椿町蒲生田=は「多くの人の思いと調査記録が詰まった価値ある一冊になった」と話している。

 300部発行。市内の公民館や地元小中学校などに配布したほか、希望者は1部千円で購入できる。問い合わせは岡本さん<電0884(33)1167>。
【写真説明】ウミガメ調査世界最長の60年を記念して発行された記念冊子





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