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外来植物、拡大防げ 徳島県など対策委発足   2016/2/7 14:16
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外来植物、拡大防げ 徳島県など対策委発足 生態系に影響を及ぼす恐れがある外来植物の拡大を食い止めようと、徳島県や環境団体などが協力し、県内の分布を調べて駆除につなげる「外来生物対策活動実行委員会」を発足させた。活動の第1弾として、マダガスカル原産のナルトサワギクを調査する。外来植物対策に特化した官民組織ができるのは全国的に珍しく、県民にも調査や駆除への協力を求めていく。

 NPO法人徳島保全生物学研究会(代表理事・大田直友阿南高専准教授)が実行委の結成を呼び掛け、県や国土交通省徳島河川国道事務所、西日本高速道路四国支社、徳島大のほか、23の環境団体でつくる生物多様性とくしま会議が加わった。

 昨年12月に県庁で開いた初会合には13人が集まり、県内各地で繁殖するナルトサワギクの分布を調べるため、参加機関の職員による記録はもとより、住民にもスマートフォンなどで撮影した画像を専用ホームページに送ってもらえるよう、チラシなどで協力を求めていくことを決めた。

 ナルトサワギクは一年を通して黄色い花を付け、道路沿いや河川敷、海岸などに生える。繁殖力が強く在来種を駆逐する恐れがあり、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている。しかし、県や西日本高速道路などは抜本的な対策を取っておらず、住民への周知も不十分だった。

 調査期間は2月末までで、結果を基に各機関が駆除対策を検討し、住民への駆除協力も促す。来年度以降は他の外来植物の分布調査をする予定で、昆虫などの外来生物を対象に加えていくことも検討している。

 生物学研究会理事を務める徳島大大学院の鎌田磨人教授(生態系管理論)は「外来植物は早期発見・早期駆除が大切だ。関係機関が日常業務として対策に取り組めるような仕組みがつくれたら」と話している。
【写真説明】繁殖したナルトサワギク。駆除に向け、官民による対策実行委が発足した=徳島市川内町の小松海岸





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