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湯浅良幸さんの歴史エッセー集め 「探訪ふるさと阿南」発刊   2016/2/14 14:08
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湯浅良幸さんの歴史エッセー集め 「探訪ふるさと阿南」発刊 阿南市は、市文化財保護審議会長の湯浅良幸さん(85)=同市上中町南島=の歴史エッセー集「探訪ふるさと阿南」(A4判、128ページ)を発刊した。湯浅さんが「広報あなん」に連載中の同名エッセーが100回に達したのを記念した。同市那賀川町に約270年居住した足利将軍家の末裔(まつえい)「平島公方(くぼう)」など、地元の歴史や文化を分かりやすく紹介している。

 「歴史」「神社とお寺」「平島公方」「文化財」「人物・民俗」の5テーマに分類。中でも最も力を注いだのが、26回にわたり取り上げた平島公方だ。

 戦国時代、現在の平島地区に移り住んだ初代平島公方・義冬をはじめ、義冬の息子で14代将軍を継いだ義栄(よしひで)らの生涯を紹介。歴代の公方がマムシよけの護符を発行して評判を呼んでいたことや、徳島藩の処遇に不満を募らせた9代公方・義根(よしね)が京都に退去する経緯などを詳説した。

 このほか、戦時中の小勝島海軍特攻基地、国会議事堂に使用された大理石、源義経の椿浦上陸説、虫送りの行事なども取り上げ、縦横無尽に健筆を振るっている。

 湯浅さんの連載は2006年4月に始まり、14年7月に100回に達した。市民からまとめて読みたいとの要望が寄せられたことから、市が冊子を発刊した。地元に残る史跡や古文書、ゆかりの場所などの写真もふんだんに掲載している。

 湯浅さんは「史料を咀嚼(そしゃく)し、易しく伝えることに心を砕いている。自分にしかできない仕事と思い、書ける限り連載を続けたい」と話している。

 1冊500円。富岡町の市文化会館内の市文化振興課で販売している。
【写真説明】刊行された「探訪ふるさと阿南」を持つ湯浅さん=阿南市上中町





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