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災害時の空輸期待 徳島・那賀でドローン実験   2016/2/25 09:36
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災害時の空輸期待 徳島・那賀でドローン実験 那賀町和食郷で24日行われた小型無人機ドローンの貨物輸送実験が成功し、山あいの町は一気に”ドローン先進地“に躍り出た。国土交通省の担当者は「まずは成功。再び那賀町で実験を行う可能性もある」と手応えをつかんだ様子。飛行を見守った住民らは、災害時の物資運搬や買い物弱者問題の解消へ期待を膨らませた。

 実験が大詰めを迎えた正午すぎ。往復の飛行をこなしたドローンが、出発地の徳島新聞鷲敷専売所近くに再び姿を見せると、集まった住民から「戻ってきたぞ」と歓声が上がった。

 国交省総合政策局の近藤義晃物流活性化・事業創造推進官は、ドローンが運んだ箱から生卵のパックを取り出し、割れていないことを確認。「ある程度の振動はあったかもしれないが、生卵が割れるほどではなかった」と話し、実験結果に満足そうな表情を見せた。

 近くの美容師近藤寿賀子(すがこ)さん(79)=同町和食=は2014年の水害で浸水被害を受けており、「災害時に頼れる存在になってくれるとうれしい。ただ落ちてくることが怖いので、安全には気を付けてほしい」と語った。

 400メートル離れた往路の着陸地点にも多くの住民や見物人が詰め掛けた。午前11時半、ドローンが町道上にゆっくり着陸すると「おおっ」とどよめいた。

 荷物を受け取った石原忠人(ただひと)さん(80)=同町和食郷=に付き添った岩野岩男さん(65)は「便利な世の中になった」と感慨深そう。ただ朝からの小雨で、実験開始が2時間近く遅れたことに「安全性を考慮したと思うが、これぐらいの天気で飛ばせないとなると、実用化には程遠いのでは」と話した。

 実験会場には、ドローンの活用を模索する人も姿を見せた。阿南市新野町でラジコンヘリを使った農薬散布を手掛ける島村幸一さん(69)は「散布用ヘリはプロペラの直径が4メートルになり、エンジン音もうるさいがドローンは静かで周りにも迷惑を掛けない。導入を前向きに考えたい」と話した。
【写真説明】ドローンを使った国交省の貨物輸送実験を見守る住民ら=那賀町和食郷






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