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徳島市長に遠藤氏 再開発撤回の公算大   2016/3/28 10:03
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徳島市長に遠藤氏 再開発撤回の公算大 任期満了に伴う徳島市長選は27日投開票され、新人で元四国放送アナウンサーの遠藤彰良氏(60・無所属)が4万1073票を獲得し、新人の立石量彦氏(40・無所属)、現職の原秀樹氏(60・無所属・おおさか維新推薦)、新人の小松格氏(70・無所属)を抑えて初当選を果たした。原氏は2万4214票で3位に沈んだ。原氏が進めてきた新町西地区再開発事業の是非が最大の争点となり、白紙撤回を主張した遠藤氏が当選したことで、音楽芸術ホールを核にした現計画が方針転換される公算が大きくなった。投票率は過去最低だった前回を20・06ポイント上回る45・70%になった。

 新町西地区再開発事業をめぐっては、「中心市街地再生の柱になる」と主張した原氏に対し、遠藤氏は「税金の無駄遣いだ」、立石氏は「現計画では街は活性化しない」とそれぞれ白紙撤回を訴えた。小松氏は現計画の大幅な見直しを提案した。

 事業費が資材高騰などで225億1千万円に膨らんだこともあり、市民の間では疑問の声は少なくなかった。遠藤氏は、事業の核に位置付けられていたホールについて「旧動物園跡地などの市有地に新築する」と主張し、閉館中の市文化センターの耐震改修を訴えた立石氏を抑えた。

 遠藤氏は昨年11月に出馬を表明。後藤田正純衆院議員と市議会会派の自民党市議団(5人)の支援を得た。

 選挙戦では再開発事業の白紙撤回のほか、県との関係強化、ごみ処理施設の周辺自治体との広域整備を打ち出し、市政刷新をアピール。元アナウンサーとしての高い知名度も有利に働き、市民の期待を集めた。

 立石氏は政党推薦を求めず、共産党市議や市民団体「新町西再開発の白紙撤回を求める市民の会」などの自主的な応援を得たが、知名度不足もあって支援の輪が十分に広がらなかった。

 原氏は福山守衆院議員や県議3人、市議18人らの支援を受け、組織力を生かした選挙戦を展開。職員削減などで財政を立て直した3期12年の実績を強調し、10年後を見据えて再構築した政策や、中心市街地のまちづくりの将来図などを示したものの、支持は伸び悩んだ。

 阿波踊りの世界遺産化などを訴えた小松氏は独自の戦いに終始した。

 4人以上が立候補したのは2001年以来15年ぶり。激しい舌戦が繰り広げられたことなどから、04年以降3回連続で下落していた投票率は大きく上昇した。
【写真説明】徳島市長に初当選し、万歳をして喜ぶ遠藤氏(前列中央)=27日午後10時40分ごろ、徳島市北島田町1の選挙事務所






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