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戦争の記憶後世に 語り継ぐ会、徳島・市場で「白菊」企画展   2016/3/29 09:58
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戦争の記憶後世に 語り継ぐ会、徳島・市場で「白菊」企画展 阿波市市場町にあった徳島海軍航空隊の秘密基地「市場飛行場」の近くで発掘された特攻練習機「白菊」の部品とみられる金属片などを紹介する「徳島白菊特攻隊コレクション展」が28日、市交流防災拠点アエルワで始まった。発掘に取り組んだ「徳島白菊特攻隊を語り継ぐ会」が、戦争の記憶を地元住民に伝えようと、同市文化協会と共に企画した。4月1日まで。

 展示されているのは、機体保存例が少ない白菊のエンジンの部品とみられる金属片(縦9センチ、横11センチ、高さ6センチ)など約100点。終戦直後に飛行場近くの修理工場跡地にエンジンを埋めたという吉川格郎さん(88)=同市市場町尾開=らの記憶を頼りに、戦後70年の昨年、語り継ぐ会が半年かけて探し当てたもので、戦争の悲惨さや平和の尊さを考えさせる貴重な資料だ。

 飛行場の建設によって住民が立ち退きに追い込まれた経緯を伝えるパネルや、飛行場があった場所を示す地図、特攻隊員の集合写真など約200点も並べられている。

 会場を訪れた吉川さんも感無量の様子で「実際に使われていた部品を見ることで戦争の事実が若い世代にもしっかりと伝わる。特攻隊員の哀れさや、立ち退きを余儀なくされた私たち住民の苦労を後世に残す良い機会」と話していた。

 30日午後1時からは、語り継ぐ会の山下釈道会長(52)や「市場飛行場を語り継ぐ会」の二條和明会長(65)らによる意見交換会も開く。山下会長は「戦争の記憶を風化させてはいけない。一人でも多くの市民に訪れてほしい」と呼び掛けた。
【写真説明】白菊のエンジンの一部とみられる金属片を眺める吉川さん=阿波市のアエルワ





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