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熊本地震、支援の手なお不足 本紙記者がボランティアに参加   2016/5/16 14:18
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熊本地震、支援の手なお不足 本紙記者がボランティアに参加 震度7の激しい揺れに2度見舞われた熊本県益城町では、1カ月たった今も、倒壊した家屋が無残な姿をさらし、がれきが積み上げられたままになっている。徳島新聞牟岐支局の濱岡幸宏記者(24)が13、14両日、同町でがれき撤去などの災害ボランティアを行い、現場の様子をリポートした。

 13日午前9時前、事業所の敷地内に設置されている災害ボランティアセンターを訪れると、既に50人以上が列をつくっていた。スタッフからこの日の活動メニューが示され、希望する活動を選ぶ仕組み。がれき撤去作業に手を挙げた。

 男性10人と車で赤井地区の被災者宅に向かうと、農具小屋が全壊していた。大量の木片などが2メートル以上積み上げられ、風が吹くと砂ぼこりが舞い上がった。

 がれきを瓦や木くず、鉄材などに分別しながら土のう袋に詰めていく。ボランティア同士、ほとんど話すこともなく、3時間、ひたすらがれきの処理をした。

 しかし、がれきは一向に減らなかった。完全に撤去できるまで1週間はかかるのではないだろうか。帰る際に依頼者から「ありがとう」と声を掛けられても、悔しさに似た感情が込み上げた。

 14日は午前中、20人ほどが避難している福原地区の特別養護老人ホームで活動。感染症を防ぐため1時間ごとに4カ所のトイレを掃除し、床や窓を拭いた。

 午後からは上陣地区の被災者宅約10軒を回り、困り事を聞いた。町のボランティアセンターの存在を知らなかったり、電話がつながらなかったりして支援が届かない人たちをサポートする。

 「瓦を処分したいのだが」「つぶれた車庫の解体を手伝って」「家の掃除をお願いしたい」…。被災者は何かしら困っていた。

 活動中はボランティアの熱い思いにも触れた。熊本市の20代女性は「幸いなことに自宅は軽い被害で済んだ。同じ県民として知らんぷりはできない」と話していた。

 センターは、雨天以外の日には約400人のボランティアが必要だと訴えている。一人でも多くの支援の手が届けばと願いつつ、益城町を後にした。
【写真説明】ボランティアでがれきを片付ける濱岡記者=益城町赤井





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