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ホンモロコ 6次産業化へプラン 三好高3年の生徒2人   2017/1/26 14:07
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ホンモロコ 6次産業化へプラン 三好高3年の生徒2人 三好高校(三好市)食農科学科3年の萩田雄士(ゆうじ)君(18)と篠原沙季(さき)さん(18)が、美味な淡水魚・ホンモロコの養殖から甘露煮への加工、販売までを行う6次産業化に地域ぐるみで取り組み、活性化を図るビジネスプランを考えた。耕作放棄地や休耕田を養殖池として活用する計画で、地元の製造業者などもバックアップする。2人は生産量を増やしてブランド化し、地元の雇用創出にもつなげたいと意気込んでいる。

 ホンモロコは骨が柔らかく、淡泊な味が特徴。塩焼きや天ぷらにして食べられており、三好高は普及を目的に2009年から養殖に乗り出した。それを知った地元の農家数戸も水を張った畑や水田で養殖を開始。ところが県内では知名度が低く、販路も広がらなかった。農家の養殖は長続きせず、間もなく同校だけとなった。

 一方、三好市では後継者不足などで耕作放棄地や休耕田が増えている。これを解消しようと2人は、ホンモロコの養殖池としての活用を思い付いた。かつての活魚販売の失敗を教訓に、甘露煮に加工して市の特産品として売り出すことにした。

 加工品開発にはしょう油、みそなど製造の真鍋本家(同市池田町ウエノ)や県、四国大が協力し、同社の「あゆの姿煮」をベースにした試作品を完成させた。姿煮の製造後に廃棄していたタレを提供してもらうことで、コストを抑える。

 同校がある同市池田町箸蔵地区では、地元の社会福祉法人池田博愛会などが、人口減少対策として高齢移住者を受け入れる「福祉タウン構想」を進めており、甘露煮販売は構想に盛り込まれる見通し。2月18日に開かれる「四国酒まつり」への出展や、食育の一環として学校給食への提供も視野に入れる。

 2人は「徳島を代表するような特産品にして、地域を盛り上げたい」と夢を語った。

 2人のビジネスプラン「Fish Project~魚で始める地方創生」は、日本政策金融公庫主催の「第4回高校生ビジネスプラン・グランプリ」でも、ベスト100に選ばれた。県勢の入選は2年ぶり2度目で、全国324校から2662件(県内は3校から14件)の応募があった。
【写真説明】ホンモロコの6次産業化に取り組むビジネスプランを考案した萩田君(右)と篠原さん=三好市池田町の三好高校山地農場





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