徳島新聞Web

6月29日(木曜日)
2 2
28日(水)
29日(木)
徳島県内のニュース
板東俘虜収容所開設100周年 地元住民がイベント   2017/3/5 14:09
このエントリーをはてなブックマークに追加

 ベートーベン「第九交響曲」アジア初演を生んだ板東俘虜(ふりょ)収容所(鳴門市大麻町)は4月9日、1917年の開設から100年を迎える。地元住民は節目を祝うため、前日の8日に収容所跡地周辺で記念イベント「ウオーキング&チャリティーコンサート」を開く。

 ウオーキングはドイツ村公園を発着し、収容所に関する史跡や捕虜ゆかりの地を回る2コースで実施。なると観光ボランティアガイド会会員が案内する。

 ドイツ兵捕虜の慰霊碑や大麻比古神社境内にあるドイツ橋などを巡るルートと、捕虜が設計した船本家牧舎や捕虜による展覧会会場となった四国霊場1番札所・霊山寺などを回るルートを用意。いずれも約8キロで、所要時間は約2時間半。

 コンサートは同市在住の演歌歌手高瀬豊子さんや、収容所の歴史を劇で伝えている「音楽劇バンドー少年物語実行委員会」など約10組が出演。公園内に特設舞台を設ける。周辺には約25店の飲食店が出て、かつて酒保や製パン所などが並んだ収容所のような空間を再現。100年前に思いをはせてもらう。

 会場では、ドイツが積極的に受け入れている難民支援のため、寄付と寄せ書きを募る。

 元市議田渕豊さん(75)=同市大麻町桧=が呼び掛け、地元有志ら約30人で「鳴門市板東俘虜収容所開設100周年事業連絡協議会」を結成。4日の発会式で事業を決めた。

 田渕さんは「収容所は捕虜が地域の人と交流を深め、鳴門とドイツの交流のきっかけとなった場所。100年前をしのび、平和のメッセージを発信したい」と話している。ウオーキング、コンサートとも申し込み不要。

 板東俘虜収容所は17年4月9日に徳島、丸亀、松山の3カ所の収容所を統合して開設。翌年6月1日に「第九」がアジアで初演奏された。




 6月28日 
 6月27日 
 6月26日 
 6月25日 
 6月24日 
 6月23日 
 6月22日 
 6月21日 
メニュー
 徳島ヴォルティス        高校野球
 社説        鳴潮           号外       地震
 ニュースリリース           不審者
 人事       訃報