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シームレス民泊 4月8日開業 22番札所・平等寺   2017/3/21 14:09
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シームレス民泊 4月8日開業 22番札所・平等寺 阿南市新野町で、平時はお遍路さん向けの民泊、災害時には避難所となる「シームレス(つなぎ目のない)民泊」が4月8日から始まる。開業第1号は、約40年ぶりに善根宿を復活させる四国霊場22番札所・平等寺。ほかに4軒が準備を進めており、増え続けるお遍路さんの宿確保、交流人口拡大による地域活性化、災害時の備えという“一石三鳥”の試みとして注目されそうだ。

 平等寺は、住職らが居住する「庫裡(くり)」と呼ばれる建物の客間2部屋を提供する。8畳と10畳で客用のトイレ、風呂、台所を備えている。宿泊できるのは1日2組までで、週5日程度営業する予定。朝夕食付きで1人7千円、素泊まりは4千円程度となる見込み。

 平等寺は40年ほど前まではお遍路さん向けの宿坊を設けており、繁忙時は1日100人を受け入れていたが、人手不足などから取りやめていた。谷口真梁(しんりょう)副住職(38)は「温かいお接待ができる宿にしたい」と話す。

 他の4軒は民家などを改装中で、今秋から来春にかけてのオープンを目指している。住民らでつくる新野シームレス民泊推進協議会の青江徳訓(とくのり)会長(57)=同市新野町大歳、建設業=は「地域への交流人口増加も狙い、将来的にはより多くの民泊を開業させたい」と意気込んでいる。

 シームレス民泊は2016年、県規制改革会議が提言した。内陸部にある新野地区は、南海トラフ巨大地震の津波被害を受けにくいため、避難施設を提供する役割が期待されており、住民有志が検討を進めてきた。

 通常の民泊は旅館業法で定める「簡易宿所」の一種で、規制緩和の流れで政府が検討中の新法では、旅館などを圧迫しないよう年間営業日を上限180日とする方針。ただ、新野町で計画されているシームレス民泊は、旅館業法では「旅館」の形態となるため、営業日数に制限はない。
【写真説明】平等寺がシームレス民泊に提供する部屋=阿南市新野町





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