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県内タクシー65歳超54% 低賃金で若手敬遠か   2017/4/14 14:11
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県内タクシー65歳超54% 低賃金で若手敬遠か 徳島県内の法人タクシー運転手のうち、65歳以上の高齢者の割合が3月末時点で54・4%に上ることが、県タクシー協会のまとめで分かった。賃金の低さや拘束時間の長さなどから、若い世代のなり手が不足しているのが要因とみられる。各社は「高齢といえども貴重な戦力」としており、事故防止に向け、健康状態などに注意を払っている。

 協会によると、加盟85社の運転手は1426人。65~69歳が約3分の1の469人で、70~74歳が215人。75歳以上も90人おり、このうち12人が80代だ。

 年代別の人数集計は初めて。法改正に伴い、2015年10月から県内の法人タクシー運転手は協会への登録が義務付けられ、集計が可能となった。

 ノヴィルタクシーグループ(徳島市)は、グループ5社の運転手113人のうち、65歳以上は約43%の49人(2月時点)。定年退職後も引き続き契約社員として働く人が大半だ。

 歩合制で収入が安定しないことや待機時間の長さが若年層に敬遠される要因になっているとみられ、求人を出しても反応はほとんどないという。

 高齢ドライバーの重大事故が全国的に相次ぐ中、グループは16年度、契約社員と面談して健康状態などを確かめた上で契約を更新する制度を導入。健康が悪化したと判断した70代男性運転手との契約を取りやめた。

 徳島第一交通(徳島市)では運転手85人中、65歳以上が16人(1月時点)。高齢ドライバーの割合は年々増えており、40歳未満の運転手はわずか3人。

 事故防止策として、業務開始前の点呼時に、体調に異常がないかチェックしている。浦川武夫社長は「若い人が来てくれず、高齢者ドライバーの活躍は欠かせない」と言う。

 7年前に入社したベテランドライバーの富永誠司さん(74)は「年金を受給しながら無理なく働いている。やりがいがあり、体力が続く限り仕事をしたい」と話す。
【写真説明】74歳でタクシー運転手を続ける富永さん。運転手の高齢化が進んでいる=徳島市南常三島町3の徳島第一交通





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