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男の子にも遊山箱を 徳島市立木工会館で新作   2017/4/20 14:10
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男の子にも遊山箱を 徳島市立木工会館で新作 徳島市地場産業振興協会の呼び掛けで、県内木工業者らが男児向けに色合いやデザインを凝らした“ボーイズ遊山箱”を開発した。桃の節句の女児向けの伝統工芸品である遊山箱を男児にもアピールし、端午の節句(5月5日)の贈答品などとしたい考えだ。同市福島1の市立木工会館では、今季の新作20点を含む50点を一堂に紹介する「男の子遊山箱展」を開催。男の子の孫を持つ祖父母世代らを楽しませている。

 男の子遊山箱展は9業者が出品。「三段重ねの弁当箱」という基本コンセプトは維持しつつ、意匠などに工夫を凝らした遊山箱が並んだ。色合いは赤やピンクのかわいらしいものではなく、青、黒など渋いトーンが中心だ。

 デザイン面では、こいのぼり、かぶと、金太郎といった端午の節句の絵柄をあしらったり、藍染生地を張り合わせたりと、徳島らしさを強調した作品が目に付く。取り外し可能な小型の五月人形を飾れる遊山箱などユニークな試みも見られ、見ていて楽しい。

 じっくりと見入っていた西原安子さん(82)=同市福島1=は「3年前にも遊山箱を買った。孫は男の子ばかりなので、男児用デザインもいいなと思う」と話した。

 遊山箱はかつて、徳島の子どもたちが桃の節句の前後に花見遊山をする際、手持ち弁当箱として愛用された。10年ほど前に“徳島の誇る地域資源”として脚光を浴びたのをきっかけに、生産が復活。市立木工会館では今季、約60個が売れる人気ぶりだ。

 男児用も数年前から制作されてきたが、多くのリクエストが寄せられたため、市地場産振協が端午の節句に合わせて、新作展を呼び掛け。一気に20点の新作が生まれ、出来栄えを競うことになった。

 市地場産振協の上杉和夫理事長は「昔は男の子も女の子も遊山箱を持って、野山に出掛けていた。これを機に、男の子にも遊山箱文化の魅力を知ってほしい」と話している。

 5月7日まで。入場無料。
【写真説明】男児向けの遊山箱を見に訪れた来館者。意匠などに工夫を凝らした新作が並ぶ=徳島市立木工会館





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