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県内でガソリン値下げ競争過熱 価格は全国最低水準   2017/5/13 14:19
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県内でガソリン値下げ競争過熱 価格は全国最低水準 徳島県内のガソリンスタンドで値下げ競争が過熱し、全国最低水準の販売価格が続いている。インターネットの調査サイトによると、レギュラーガソリンの県平均価格は今年に入り計41日間、全国最安値となった。ドライバーは歓迎するが、県外資本の大手業者と応酬を繰り広げる地元業者からは「体力がもたない」と悲鳴が上がっている。

 県内30店舗以上の価格を紹介しているサイト「ゴーゴーgs」の調査によると、今年のレギュラーガソリンの県平均価格は1月18日の1リットル122円20銭を皮切りに同月に14日間、2月に20日間、5月に7日間、全国最安値を付けた。10日時点の価格は全国平均を4円90銭下回る最安値の1リットル124円60銭となっている。

 経済産業省資源エネルギー庁の発表でも、8日時点のレギュラーガソリンの県平均価格は128円10銭と全国平均(133円10銭)より5円安い全国最安値だった。四国の他県と比べると高知県を8円30銭、愛媛県を7円80銭、香川県を3円70銭それぞれ下回っている。

 通常、ガソリンの価格は、製油の仕入れ値を踏まえ、他業者の動きをにらみながら設定する。製油所に近い千葉県や埼玉県は仕入れ値が安く全国最安値となることが多いが、徳島は事情が異なる。県外業者を警戒する地元のスタンド経営者が利益を度外視して価格を設定しており、関係者は「売り手側が過当競争を生み出している」と指摘する。

 こうした値下げ合戦は数年前から継続。設備更新経費の増加や低燃費車の普及といった要因も加わり、過疎地を中心にガソリンスタンドの廃業が相次いでいる。1999年に545店あったスタンドは2016年に328店と約4割減少した。

 地元業者からは「ほとんど利益がなく、いつ店がつぶれるか分からない」「調達や経営規模で優位に立つ県外資本の大手との競争にさらされれば地元業者はひとたまりもない」との声が上がる。

 これに対し、県内で7店舗を展開する県外業者は「周囲の動向を見ながら価格を決めている。地元業者に影響が出ないよう配慮している」としている。
【写真説明】他店よりも低い価格をPRするガソリンスタンドの看板。県内では価格競争が激化している=県央部





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