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徳島インディゴソックス 社会性養成へ人事評価導入   2017/7/2 09:49
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徳島インディゴソックス 社会性養成へ人事評価導入 野球の独立リーグ・四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックス(IS)が、選手の社会性を養うため、生活マナーなどの目標達成度を測る人事評価制度を導入した。一人一人に目標を意識させることで、狭き門のプロ入りを逃しても民間企業で通用する人材に育てる狙いがある。独立リーグでは初めての試みで、プロスポーツ界でも珍しい。

 人事評価制度は、球団のオーナー会社で人事サービス業の「あしたのチーム」(東京)がノウハウを提供し、2016年の後期(7~9月)に導入した。

 評価ポイントは▽誠実さ▽自律志向▽徹底性▽ビジネスマナー▽親密性・ユーモア▽理念方針の共有―の6項目。約30人いる選手一人一人がそれぞれの項目に詳細な目標を定めるのが特徴だ。「相手の5メートル以内、45度の角度であいさつする」「握手は両手で行う」「場を和ませる一言を言う」「定時の45分前には来る」などで、あいまいな内容は認められない。

 南啓介球団代表や養父鐵(ようふてつ)監督、コーチが目標達成度を100点満点で評価し、助言する。評価結果は給与に反映されない。これまで16年後期と17年前期(3~6月)の2回、評価を行った。16年後期の結果は60、70点台が半数以上を占め、90点台の高評価を得たのは2人だった。

 4年目の主砲、小林義弘選手(22)は目標の一つに「球団スポンサーと多く話す」を掲げた。「支援者の顔が分かるようになり、プレーにより力が入るようになった」と語る。

 ISからプロ球団に進んだのは過去3年で6人。多くの選手は民間企業などに就職している。制度導入の狙いについて南球団代表は「社会に出た時、単に口で『野球を頑張った』では相手に分かってもらえない。選手の人間性を示す客観的な証しを作りたかった」と話す。

 西武や巨人などで15年以上コーチを務めた鈴木康友コーチは「これまで『野球さえできればいい』という環境の中で生きてきた選手が大半。社会性を養うことは重要だし、プロ野球でも人事評価の需要はある」と指摘している。
【写真説明】試合の運営をする徳島ISの選手。人事評価制度で社会性を磨いている=阿南市のアグリあなんスタジアム





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