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戦前の阿波踊りを描いた掛け軸 美馬で見つかる   2017/7/27 14:03
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戦前の阿波踊りを描いた掛け軸 美馬で見つかる 戦前の阿波踊りを描いた掛け軸が新たに見つかり、徳島市立木工会館が27日から展示を始めた。大正後期から昭和初期にかけての作品とみられ、当時の県民が思い思いに踊りを楽しむ様子が、ユーモラスに描かれている。

 掛け軸は「阿波盆踊図」と題され、縦110センチ、横40センチ。絹地に淡い彩色を施し、ひょうひょうとしたタッチで踊り子や鳴り物の男女の列を描いている。

 現代の阿波踊りとは違う様子が見られるのが特徴で、浴衣がそろいではなかったり、女性が手拭いを頭にかぶっていたり。小鼓をたたく男性も描かれている。右上には「阿波の殿様蜂須賀公が今に残せし盆踊り」「アーエライヤッチャ ヨイ々々」の文言が書かれている。

 木工会館を運営する市地場産業振興協会が、阿波踊りシーズンに合わせた展示作品を探していたところ、美馬市在住の郷土資料収集家(66)のコレクションから見つかった。徳島城博物館の小川裕久学芸員に調査、解説を依頼した。

 小川学芸員によると、作者は徳島市佐古出身の画家高原雅洲(がしゅう)(1882~1939年)とみられる。「直堂」の落款(らっかん)があり、これが雅洲の別号かどうかは不明だが、「雅洲劇作」と書かれた他の阿波踊り画と構図が似ており、雅洲の作品と考えられるという。

 市地場産振協の上杉和夫理事長は「当時の徳島に暮らす人たちが、自由奔放に阿波踊りを楽しむ様子が描かれていて、現代の私たちが見ても楽しめる」と話している。

 掛け軸は8月15日まで、阿波踊りグッズコーナーで一般公開される。問い合わせは市地場産振協<電088(626)2453>。
【写真説明】戦前の阿波踊りを描いた掛け軸と上杉和夫理事長=徳島市立木工会館





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