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徳島の伝統芸能「阿波人形浄瑠璃」を現代語で おつるの視点で描く新作初演   2017/8/6 14:03
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徳島の伝統芸能「阿波人形浄瑠璃」を現代語で おつるの視点で描く新作初演現代語の講談と浄瑠璃による新作人形芝居「順礼鶴泪子守唄(じゅんれいおつるなみだのこもりうた)」が5日、徳島市の阿波十郎兵衛屋敷で初演された。

 「順礼…」は、徳島藩のお家騒動をモチーフにした阿波人形浄瑠璃の代表的な演目「傾城阿波の鳴門」を、娘おつるの視点で描いた作品。9歳のおつるが、3歳で生き別れた両親を探して徳島から大坂へと旅に出る。祖母と死に別れたり野犬に襲われたりと苦労を重ね、母お弓と同じ子守歌を歌う女性と出会う。母だと確信しながらも名乗ってもらえないおつるは、名乗れない理由があるのだと理解して身を引く…。

 三好市出身の人形遣い勘緑さんが脚本を書き、竹本友和嘉さん(太夫)と鶴澤友勇さん(三味線)が作曲。講談は玉田玉秀斎さんが担当し、人形はとくしま座が遣った。

 作中には「吉野川のすじ青のり」や「大麻のレンコンのきんぴら」「なると金時」など徳島の名産品が登場。おつるとお弓の再会で重要な役割を果たす子守歌は、阿波踊りのよしこのを印象的に盛り込んだ。

 テンポ良く展開する物語に、約100人の観客は笑ったり真剣な表情で見入ったりした。

 初めて人形芝居を見た徳島市の美容師、頭師愛美さん(32)は「人形浄瑠璃は難しいと思っていたけど、分かりやすい講談と迫力のある浄瑠璃で引き込まれ、面白かった。今度は古典を見てみたい」と話した。

 「順礼…」は、難しいと思われがちな阿波人形浄瑠璃を、分かりやすい現代語の新作でファンを増やそうと2年前から構想を練り、十郎兵衛屋敷の来場者らの意見を取り入れて完成させた。
【写真説明】現代語で上演された新作人形芝居「順礼鶴泪子守唄」の一場面



阿波人形浄瑠璃を現代語で おつる視点の新作



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