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戦艦元乗組員、戦争の悲惨さ伝える 小松島市で歴史教室   2017/8/7 11:42
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戦艦元乗組員、戦争の悲惨さ伝える 小松島市で歴史教室 徳島県小松島市立江町の住民団体「たつえ歴史教室」が主催する戦争体験講演会の最終回が6日、同町黒岩のふれあいセンター立江で開かれた。戦艦「大和」元乗組員の石上清文さん(92)=兵庫県淡路市=が当時の苦労を語り、約180人が耳を傾けた。

 1942年3月から44年12月まで乗艦した石上さんは、旗を使った伝令業務に従事。上官の気分次第で軍人精神注入棒による制裁を受けたことや、主砲発射時の爆風に吹き飛ばされそうになりながら屋外で伝令を務めたことなどを紹介し、「当時上官の命令は絶対で、黒でも白と言わねばならない。仕方がないとあきらめていた」と振り返った。

 徳島市の川内中3年篠原瑞稀さん(14)は「ひいおばあさんの弟がフィリピンで亡くなっていて、戦争を語り継ぐ大切さを感じている。戦争に巻き込まれない国にするために、きょう聞いたことを友達に伝えたい」と話していた。

 講演会は2015年に始まったが、体験者の高齢化で講師を見つけるのが難しくなったため、8回目の今回が最後となった。

 廣田正大会長(83)=小松島市立江町鍋寺=は「継続を望む声が多数寄せられている。講師にふさわしい人が見つかれば、再開を検討したい」と話している。
【写真説明】伝令に使う旗を手に、戦艦大和の乗務について語る石上さん=小松島市立江町黒岩のふれあいセンター立江





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