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徳島県内で考古学ファン増加 高齢者ら生涯学習の場に   2017/8/20 14:04
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徳島県内で考古学ファン増加 高齢者ら生涯学習の場に 徳島県内で、考古学に関する市民講座や遺跡発掘現場での現地説明会が、高齢者を中心に生涯学習の場として人気となっている。退職を機に地元の歴史を知ろうと学び始める人が目立ち、徳島市立考古資料館(同市国府町西矢野)や県埋蔵文化財センター(板野町犬伏)が主催する行事は参加者が増加傾向にある。

 徳島市立考古資料館は2012年度から、指定管理者の市シルバー人材センターが「考古学入門講座」を開講。土器や古墳、銅鏡、装身具など毎回テーマを変え、県内外の研究者や学芸員らが分かりやすく解説している。

 年5講座でスタートし、受講者数は12年度が延べ136人、13年度が153人、14年度が235人と右肩上がりに増加。15年度から年8講座にし、同年度は384人、16年度は453人となった。講座1回当たりの受講者は12年度の27・2人から16年度には56・6人と倍増した。

 同館の大粟美菜学芸員によると、受講者は40~70代が中心。県立総合大学校「まなびーあ徳島」の連携講座となっているほか、新聞や市の広報誌で案内を見て興味を持ち、訪れる人もいる。

 7月29日の本年度第3回講座「地味な土器からここまでわかった中世の阿波」には48人が参加。県埋蔵文化財センターの島田豊彰専門研究員から、出土した土器で産地や作られた年代を推定できることなどを学んだ。

 本年度から受講を始めた岡田政義さん(79)=同市佐古八番町=は「以前から考古学に関心があり、退職してから市民講座や遺跡の現地説明会などによく足を運んでいる。周囲にも同じような人は多い」と言う。

 同センターでも、県内の遺跡での発掘成果を紹介する現地説明会の来場者が、13~17年度は1回当たり約200人と、08~12年度の171人を上回っている。

 センターの藤川智之事業課長は「地元の歴史を知りたいと、現役時代は興味があっても時間がなかった人が退職後に足を運ぶようになった。そうした傾向が数字に表れているのではないか」と話している。
【写真説明】高齢の考古学ファンの受講が増えている「考古学入門講座」=徳島市立考古資料館





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