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徳島市内の保育施設 預かり時間に最大3時間差   2017/9/7 10:10
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徳島市内の保育施設 預かり時間に最大3時間差 徳島市内の保育施設(74施設)で、平日の保育時間に最大3時間の差があることが、市などへの取材で分かった。終了時刻の違いが目立ち、10施設が最長で午後7時半まで保育を提供する一方、市立保育所8施設が同5時半までとしている。こうした「格差」が生じている理由について、市は保育士不足を挙げる。保護者の一部からは不公平感を訴える声が上がっており、終了時刻の早い保育所の保育時間延長を求めて署名を集める動きも起こっている。

 市子ども施設課によると、平日の保育終了時刻を午後5時半までとする市立保育所は北井上、昭和、方上、一宮、芝原、明善、多家良、渋野の各保育所。開始時間はいずれも午前8時で、預け入れ時間は最長で9時間半となっている。

 これ以外の市立保育所と認可保育所、認定こども園など計66施設の終了時刻は午後6時以降となっており、同7時が40施設と最も多い。開始時間は遅い所でも午前7時45分で、最も長い所では12時間半の預け入れが可能。

 市によると、保育時間はかつて午後5時台までとする保育所が多かったが、女性の社会進出が進んだことなどを受け、施設再編などに合わせ延長されてきた。終了時刻の早い8施設は保育時間が据え置かれている格好だ。

 市は「保育時間延長のニーズがあることは認識しているが、市全体の保育士の人員を考慮しなければならない」とする。

 こうした状況に、来年から保育所を利用する予定の30代の男性会社員と公務員の妻が8月中旬から、保育時間の拡大を訴えて署名活動を行っている。午後5時半までとしている保育終了時間を1時間延長し、開始時間を30分早めて午前7時半にするよう求めている。

 仮に保育時間が短い保育所への入所が決まった場合、勤務時間の関係で迎えが難しくなるという。妻は「毎日職場から早く帰らせてもらうわけにもいかない。無理なら市外に住民票を移すか、認可外保育園に預けるか、退職するかしかない」と話す。しらさぎ台集会所などに署名用紙を置き、9月末までに集まった署名を市に提出する。

 市は8施設のうち北井上と芝原、方上の3施設について認定こども園への移行を計画しており、移行に合わせ、北井上と芝原は2018年度、方上は20年度から保育時間が変更される見込みだ。ただ、その他の5施設は現時点で延長の予定はない。


 ◆午後5時半終業 徳島市以外は県内で3施設

 徳島県次世代育成・青少年課によると、県内の公立、認可保育所と認定こども園計210施設のうち、保育時間を午後5時半までとしているのは、4月時点で徳島市の8施設以外には三好市と海陽町の計3施設しかない。

 海陽町は海南保育所と海部西保育所、三好市は上名保育所で、いずれも公立。海陽町の2施設は午前7時半から、上名保育所は午前8時半から園児を受け入れている。

 園児数が8人の上名保育所では、保護者全員が午後5時半までに迎えに来られるため、本年度から保育終了時間を15分間早めた。市は「今後も保護者の就労状況により、保育時間は変動する」とする。

 一方、海陽町は「保育士が不足しており、今のところは保育時間延長を検討していない」としている。
【写真説明】保育時間が他と比べて大幅に短い施設の一つ、明善保育所=徳島市上八万町下中筋





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