徳島新聞Web

9月24日(日曜日)
2 2
24日(日)
25日(月)
徳島県内のニュース
徳島・三好署幹部が経緯説明 チケット詐欺で誤認逮捕   2017/9/12 10:01
このエントリーをはてなブックマークに追加

 「捜査に慎重さを欠いていた」。三好署が無実の専門学校生を逮捕し、後に誤認だったと発覚した詐欺事件。同署幹部らは11日、報道陣の取材に応じ、神妙な面持ちで経緯などについて説明した。証拠となる材料が乏しい上、専門学校生は一貫して容疑を否認していた。「自白ありきの捜査だったのでは」「成り済ましの可能性を考えなかったのか」。ずさんと言わざるを得ない捜査手法に、報道陣からは厳しい質問が飛んだ。

 三好署で西岡寿典署長と安部圭彦副署長、県警本部関係者2人の計4人が取材に対応。冒頭のみ撮影が許可され、西岡署長が「犯人でない方を逮捕してしまい、多大な迷惑を掛けた」と謝罪した。安部副署長と共に数秒間、両手を太ももにそろえて頭を下げた。

 質疑応答は約1時間半に及び、前半は書類送検された女子中学生による複雑な犯行手口の解説に時間が割かれた。終盤は、なぜ別人を誤認逮捕したのかに質問が集中した。

 安部副署長らは主な要因として「専門学校生名義の口座に代金が振り込まれ、すぐに出金した形跡があった」と説明。状況証拠のみで逮捕に踏み切ったことを明かし「慎重さを欠き、証拠材料の吟味が足りなかった」と振り返った。

 捜査の落ち度を認め、報道陣の質問に終始丁寧に応じる捜査幹部ら。その一方、「サイバー犯罪が巧妙化する中で、成り済ましの可能性は考えなかったか」との質問には「頭に浮かばなかった」と認識の甘さをにじませた。今後の具体的な再発防止策に対しても明言を避けた。

 また8月中旬には女子中学生が容疑者として捜査線上に浮上し、任意捜査を始めていたことも判明。誤認逮捕の発表が9月11日になったことについて「名誉回復のためにも、もっと早く発表するべきだったのでは」と指摘されると、「書類送検のタイミングに合わせた」とし、問題はないとの認識を示した。


徳島・三好署が誤認逮捕謝罪 19日間勾留された専門学校生宅訪れ
徳島・三好署が誤認逮捕 詐欺容疑の専門学校生 成り済まし被害



 9月24日 
 9月23日 
 9月22日 
 9月21日 
 9月20日 
 9月19日 
 9月18日 
 9月17日 

メニュー
 徳島ヴォルティス        高校野球
 社説        鳴潮           号外       地震
 ニュースリリース           不審者
 人事       訃報