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北朝鮮ミサイル、日本上空通過 徳島県民から不安の声   2017/9/15 14:06
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北朝鮮ミサイル、日本上空通過 徳島県民から不安の声 「またか」「徳島に飛んでこないか不安だ」。北朝鮮の弾道ミサイルが8月に続いて再び北海道上空を通過した15日、徳島県民から相次ぐ暴挙への非難や不安を訴える声が相次いだ。県内の平和団体などからは、国際社会の圧力や制裁が影響しているとして平和的解決を求める声も上がった。

 徳島市南二軒屋町の会社員内田美佐さん(45)は「いつ徳島に飛んでくるかわからないので怖い。Jアラート(全国瞬時警報システム)が鳴ったとしても避難の時間は限られており、すぐに屋内や地下に逃げられるとも限らない。万一の時にどうしたらいいのか」と不安をにじませた。

 徳島大総合科学部1年の瀬部有紀さん(18)は「ミサイルの破壊装置を含め、対応訓練してほしい」と訴える一方、核の脅威が高まる現状に「広島、長崎の悲劇を絶対に繰り返してはならない」と強調。同市大原町余慶の主婦稲井健子さん(73)は「国民の危機感が薄いのが心配。今こそ日本全体がまとまって対応するべきだ」と話した。

 県内の平和団体などからは、対話による解決を願う声が聞かれた。

 徳島人権・平和運動センターの岩生大治議長(44)は「相次ぐミサイル発射は容認できず、怒りを感じる」とした上で「このまま米朝の威嚇合戦が続けば、いずれは弾道、迎撃ミサイルの応酬に発展しかねない。人的被害を防ぐためにも平和的な解決を急ぐ必要がある」と語気を強める。

 「制裁や圧力では何も解決しないことが証明された」と言うのは反核・憲法フォーラム徳島の高開千代子代表委員(63)。「北朝鮮の動きはどんどん過激になっている。先鋭化する米朝対立を解決するには、国際社会が対話の方向へ誘導するしかない」と訴える。

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)県本部の崔永寛(チェヨングァン)委員長(62)は「圧力一辺倒では北朝鮮を取り巻く情勢は緊迫するだけ。事態の悪化を防ぐためにも、日本は米朝に対話を呼び掛けてほしい。そうすることで国際的な信頼度も高まるように思う」と語った。


 ◆近海操業県内漁船無事 県、危機管理会議で確認

 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、徳島県は15日午前、県庁で危機管理会議を開いた。危機管理部は、ミサイルが落下した太平洋の周辺海域では牟岐漁業無線局所属の県内の漁船1隻と高知県の6隻が操業していたが、いずれも無事が確認されたことを報告した。

 会議には、飯泉嘉門知事ら幹部19人が出席。知事は、県民への情報伝達に万全を期すとともに、発見しても近づかないことなど、落下物への対処の手順を改めて周知するよう指示した。
【写真説明】北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて徳島県幹部が対応を協議した危機管理会議=県庁





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