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「木頭ゆず」が地理的表示(GI)登録 徳島県産品で初   2017/9/16 10:01
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「木頭ゆず」が地理的表示(GI)登録 徳島県産品で初 国が地域ブランドとして保護する地理的表示保護制度(GI)の対象に、那賀町特産の木頭ゆずが15日、登録された。県内の産品では初めて。ライバルの高知県産や九州産のユズとの差別化が図られ、販売価格の上昇や、GIを重視する欧州連合(EU)への輸出促進が期待される。

 JAアグリあなん(本店・阿南市)や生産者、那賀町などでつくる木頭ゆず振興協議会が2017年2月、農林水産省に登録を申請。書類審査や現地審査、学識経験者の意見聴取を経て登録が認められた。果皮障害が少なく、外観が美しいことや果汁の多さ、香りの良さが評価された。

 登録により木頭ゆずの青果は、農林水産省が定めたGIマークを貼って販売できる。「国のお墨付き」が得られ、消費者が一目で品質の高さを見分けられるようになる。

 農林水産省は15年12月、兵庫県の「神戸ビーフ」や北海道の「夕張メロン」など7産品を初めてGI登録し、木頭ゆずは42番目。かんきつ類では大分県の「大分かぼす」に続いて2例目。

 アグリあなんによると、那賀町内の約800戸が約170ヘクタールで生産している。EU向けには、14年度に約0・3トンを初輸出し、16年度は約1・7トンに増えた。

 木頭ゆず振興協議会の木村晃会長は「先人が築き上げたブランド力と生産者の意欲が一層高まると期待している」と話している。

 木頭ゆずのGI登録申請はアグリあなんが16年3月に行ったが、JA単独では「産品が地域の共有財産であること」との要件を満たさないことから協議会を設けて再申請した。


 【GI】 品質や社会的評価が産地と結び付いている産品の名称を知的財産として国が保護する。登録するとGIマークを表示でき、高品質をアピールできる。名称の不正使用が見つかった場合には国が取り締まり、ブランド維持に役立つ。世界で100カ国以上が導入し、国際的に認知されている。
【写真説明】輸出に向け、フランス人のバイヤーが品定めする木頭ゆず。GI登録でEUへの輸出促進が期待される=2014年12月、那賀町木頭



那賀のゆずがっぱ ホノルルで木頭ゆずPR
上勝産ユズ欧州へ輸出 JA東とくしま、15日発送



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