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徳島藩江戸屋敷出土品を展示 23日から市立考古資料館   2017/9/22 14:05
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徳島藩江戸屋敷出土品を展示 23日から市立考古資料館 徳島藩の江戸屋敷があった「丸の内三丁目遺跡」(東京都千代田区)から出土した食器や日用品など221点を紹介する企画展「阿波徳島藩士の江戸暮らし」が23日、徳島市国府町西矢野の市立考古資料館で始まる。徳島藩江戸屋敷ゆかりの出土品がこれほど多く、一堂に展示されるのは県内では初めて。参勤交代制度によって、江戸に滞在した歴代藩主や藩士らの暮らしぶりが分かる。11月26日まで。

 展示されるのは、皿や碗(わん)などの陶磁器のほか、はさみやきせる、整髪用のツバキ油を入れる鬢(びん)だらいなどの金属製品、げたや将棋の駒、さいころといった木製品など。

 陶磁器の中には、いったん割れた物を漆と金を使ってつなぎ合わせる「金継ぎ」という技法で修復された大皿もあり、同館の村田昌也主任学芸員は「庶民より身分の高い藩士といえど、物を大事に使っていた当時の暮らしぶりがうかがえる」と説明する。

 石や砂、ミニサイズの建物などを鉢に配置し、自然の景色を再現して鑑賞する「盆景」作りを楽しんでいたことを示す鉢や、陶磁器によるミニチュア建物なども紹介。文献などに残されることの少ない武士の余暇の過ごし方など、江戸時代の日常生活が分かる展示内容となっている。

 徳島藩と土佐藩の屋敷などがあったとされる「丸の内三丁目遺跡」は、都埋蔵文化財センターが1992年に発掘調査し、陶磁器や金属製品など1万点以上が出土した。このうち徳島藩ゆかりとみられ、比較的保存状態の良い221点を今回借り受けた。

 徳島城博物館によると、江戸幕府が1635年に定めた参勤交代制度では1年おきに各藩の藩主らが江戸に出向き、1年程度を江戸屋敷で過ごした。正室や世継ぎ、一部の藩士は江戸に常駐した。

 村田主任学芸員は「出土品から江戸屋敷の日常が想像でき、藩士の暮らしを身近に感じることができる」と話している。無料。9月30日には尚美学園大の櫻井準也教授の記念講演「近世大名屋敷における食生活」がある。
【写真説明】徳島藩の江戸屋敷があった「丸の内三丁目遺跡」から出土したはさみやきせるなどの日用品=徳島市立考古資料館





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