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徳島・御所神社の氏子、3代にわたり太鼓屋台改修   2017/10/15 14:01
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徳島・御所神社の氏子、3代にわたり太鼓屋台改修 阿波市土成町吉田の御所神社の氏子で大工の増田健人さん(24)=土成町吉田=が、神社の秋祭りで明治期から使われてきた太鼓屋台を改修した。増田家は祖父、父と修繕を請け負っており、幼い頃から親しんできた健人さんが伝統を受け継いだ。生まれ変わった太鼓屋台は15日の秋祭りでお披露目される。

 屋台は幅、奥行き各約2メートル、高さ約3・6メートル。担ぎ棒を含めた総重量は約300キロ。明治期から何度か修繕されたが老朽化が進み、抜本的な改修が必要になっていた。

 氏子らが3年前から申請していた宝くじ助成金に採択されて250万円の助成が決まり、着手することになった。専門業者への発注も検討されたが、祭りを運営する氏子の若手でつくる「旭青年団」の一員、増田さんが手を挙げた。増田さんは「祖父から2代続けて修繕した伝統がある。幼い頃から見てきた屋台に思い入れもあった」と話す。

 9月に屋台を神社の保管庫から自宅敷地に移して改修に取り掛かった。木組みを外して古くなった部材を型取りし、ケヤキ、ヒノキなど同じ種類の木材で新しい部材を作って組み直した。

 当日は、屋台に幼稚園―小学校2年の4人が乗って太鼓をたたく。20~70代の氏子数十人が屋台を担ぎ、境内や周辺7キロほどを練り歩く。

 かつては乗り手が抽選になるほどだったが、近年は少子化で希望者が少なくなり、子どもがいる家に頼み込んで確保している。屋台の担ぎ手も減りつつある。

 増田さんは「ずっと使えるように新しくしたので、祭りが盛り上がるきっかけになれば」と言う。

 旭青年団の鉄井勝也団長(34)=土成町吉田、会社員=は「太鼓屋台には世代を超えた交流の場としての意義や歴史がある。改修を機に関心を持ってもらい、地域の文化や伝統を継承していく機運を高めたい」と意気込んでいる。
【写真説明】増田さんが改修した太鼓屋台。15日の秋祭りで地域を練る=阿波市土成町の増田さん宅





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