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鳴門海峡ボート転覆 遊漁船駆け付け懸命の救助   2017/11/7 10:10
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鳴門海峡ボート転覆 遊漁船駆け付け懸命の救助 鳴門市鳴門町沖の鳴門海峡で6日早朝、県内の50~70代の男性4人が乗ったプレジャーボートと漁船が衝突し、男性2人が死亡した事故で、現場近くに偶然居合わせ、懸命の救助に当たった遊漁船の船頭野口忠男さん(75)=同市瀬戸町明神=らが当時の様子を生々しく語った。

 午前7時ごろ、野口さんは、遊漁船の客の一人が「衝突音が聞こえた」と叫ぶ声に驚いた。周囲を見渡すと転覆したボートが見えた。船を走らせてボートに横付けし、救助を求める2人を客と一緒に海から引き上げた。

 「ボートの下にまだ2人いる」。数人がかりでボートをひっくり返そうと試み、50センチほど持ち上げると、ボートと海面との隙間から人の手が見え、フック付きの棒で服を引っかけて救助した。

 その直後、残る一人も海中に沈みかけているところを発見。「早く引き上げないと死んでしまう」と思い、必死でフックを操った。

 ボートと衝突した兵庫県南あわじ漁協所属の漁船「廣栄丸」に乗っていた並木守男さん(81)の長男数茂さん(50)=同県南あわじ市=は、守男さんとは別の漁船でサワラを取っていた。異変に気付き、数隻の船が集まっている場所へ行くと、船員や釣り客ら7、8人が転覆したボートを元に戻そうとしていた。

 「早く出してやって」と叫ぶ声に、数茂さんも遊漁船に飛び移って救助作業を手伝った。ボートを引っ張っていると中から男性2人が。船に引き上げたが、2人はすでに意識はなかった。

 事故当時、現場は波も穏やかで視界も良かった。一帯はハマチやサワラが釣れる好漁場で、週末には100隻前後の船で混雑して事故の危険が心配されていたという。野口さんは「ボートに旗を立てるなど目立つ工夫をするとともに、混雑を解消するための対策が必要だ」と訴えた。
【写真説明】転覆事故で救助に当たった様子を振り返る野口さん=鳴門市瀬戸町の堂浦漁協



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