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徳島育ちの映画カメラマン 故村上涼さん遺作公開   2017/11/9 09:59
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徳島育ちの映画カメラマン 故村上涼さん遺作公開 小中学生時代を徳島市で過ごした映画カメラマン、故村上涼さん(1979~2013年)の遺作となった長編映画「リベリアの白い血」が11~22日、徳島市のイオンシネマ徳島で限定公開される。三好市出身の映画監督蔦哲一朗さん(33)=東京都中野区=が代表を務める一般社団法人ニコニコフィルムが配給。初日には、村上さんの没後に作品を仕上げた映画監督・福永壮志さん(35)と蔦監督の舞台あいさつもあり、大勢の来場を呼び掛けている。

 「リベリアの白い血」は内戦の傷痕が色濃く残り、大勢の難民を出した西アフリカ・リベリアで、政府公認の映画組合の協力の下、制作された初めての映画。過酷な労働環境やニューヨークでのアフリカ系移民の現実を鮮烈に描いた。

 村上さんは愛媛県生まれで、徳島市の福島小、城東中に学んだ。撮影監督として米ニューヨークを拠点に活躍し、撮影作品の多くが世界の名高い映画祭で公式上映されるなど将来を嘱望されていた。リベリアで撮影中に重度のマラリアに感染し、帰国後半月で亡くなった。33歳の若さだった。

 作品は、村上さんの義兄でもある福永監督が遺志を引き継ぎ、米国での追加撮影などを行って完成させた。

 蔦さんは村上さんが徳島育ちで、現在の蔦さんと同年齢で亡くなったことに縁を感じ、国内配給を担当することになった。今夏に東京で公開が始まり、村上さんの友人の多い徳島での上映を決めた。

 福永監督は、カンヌ国際映画祭が実施する若手監督育成プログラムに選出されるなど、世界的に注目を集める気鋭の作家。「リベリアの-」は15年のベルリン国際映画祭で上映され、ロサンゼルス映画祭では最高賞を受賞した。

 蔦さんは「徳島で育った村上さんが魂を込めて撮影した映画を、ぜひ地元の皆さんに見てもらいたい」と話している。
【写真説明】[左]村上さんの遺作「リベリアの白い血」の一場面(ニコニコフィルム提供) [右]故村上涼さん





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