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養殖ワカメ生産本格化 徳島・美波の若手漁業者団体   2017/11/11 10:13
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養殖ワカメ生産本格化 徳島・美波の若手漁業者団体 美波町由岐地区の若手漁業者が海藻栽培に取り組むグループ「由岐海藻部」を結成し、10日、養殖ワカメの生産を始めた。同地区の漁業者らでつくる「美波の海の恵み研究会」が2015年から続けていた試験栽培の技術を基に、生産を本格化させる。低迷が続く漁業の新たな収益源につなげるのが狙いで、初年度は1・5トンの収穫を目標に、来年1月の初出荷を目指す。

 メンバーは、筋野徹代表(49)=同町港町=ら20~40代が中心の漁師9人。研究会に所属する筋野さんらが、養殖ワカメの生産を試験から実践に移そうと、今春から仲間に呼び掛けていた。

 養殖するのは、県が15年に開発した品種。従来品種に比べて成長が早く、高水温でも生育できるのが特長で、他産地の生ワカメが流通する2、3月よりも前に収穫できる。

 10日は西由岐漁協前で海藻部員9人が、ワカメの種苗を長さ30メートルのロープに40センチ間隔で差し込む作業を行った。15本のロープを漁船で由岐漁港の沖合1キロまで運び、浮きを付けて海面に設置した。来年1月には50~60センチのワカメが収穫できる予定。

 海藻部は研究会と連携し、生と乾燥の両方で県内外への販路拡大を図る。生ワカメは、「明けの春姫」のブランドとして同町奥河内の道の駅日和佐などで販売する。乾燥ワカメは、研究会と契約を結ぶ機能性食品開発研究所(岡山市)を主な出荷先とする。

 筋野代表は「まだ手探りな部分が多いが、軌道に乗れば冬季の大きな収入源になる。今後は部員を募って規模拡大を目指したい」と話している。
【写真説明】養殖ワカメの種苗をロープに差し込む海藻部の漁師たち=美波町港町の西由岐漁協





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