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食用藍の生産農家急増 徳島県内、1戸から昨年度9戸   2017/11/14 14:06
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食用藍の生産農家急増 徳島県内、1戸から昨年度9戸 「食べる藍」を生産する農家が徳島県内で増えている。県によると、2016年度は藍栽培農家49戸のうち9戸が食用藍を栽培しており、前年度の1戸から急増した。民間事業者による食用藍の商品化の広がりが背景で、17年度も参入が続いている。コメに比べ収益性が高く、農家も関心を寄せている。

 徳島市多家良地区の若手農家7人でつくる生産団体「多家良インディゴーズ」は今年、食用藍の生産を始めた。もうかる農業を支援する徳島市の補助制度を活用し、20アールで栽培。6~9月上旬に計2・5トンを収穫した。

 7人は元々コメや菌床シイタケ、ミカン、スダチ、イチゴなどの農家。メンバーの仙石徹さん(38)は「コメに比べ機械代もかからず、取り組みやすい。販売価格も高く、貴重な収入源になる」と期待する。市によると、10アール当たりの収入で比較すると、コメが8万~9万円なのに対し、食用藍は40万~50万円と5倍も多い。

 調剤薬局を経営するボン・アーム(徳島市南内町)が取り組んでいる食用藍の商品開発が、生産農家の増加の理由。同社は食物繊維が豊富な点や抗酸化作用など、健康への藍の効用に着目し、茶、ロールケーキ、プリン、あめなどを商品化。最近はパンなどに練り込む粉末が人気という。11年からは食用藍の生産にも乗り出し、この5年間で生葉の生産量は10倍以上に増えた。

 同社の藍関連事業の売り上げは、石けんやハンドクリームなども含め現在1千万円弱。20年東京五輪・パラリンピックのエンブレムに藍色が採用され、注目を集めていることから、20年には1億円程度の売り上げを目指している。

 事業拡大とともに藍の生産態勢強化も必要になるとみられ、徳島市農林水産課は「藍の生産は農家の所得向上につながる。需要が増えれば、新規参入の動きがもっと広がるのでは」としている。
【写真説明】食用藍の栽培を始めた多家良インディゴーズ=徳島市多家良町





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