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国天然記念物・名勝に「小歩危」追加 焼山寺道は国史跡   2017/11/18 09:54
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国天然記念物・名勝に「小歩危」追加 焼山寺道は国史跡 文化審議会は17日、徳島県三好市の吉野川にある国の天然記念物で名勝の「大歩危」の指定範囲を拡大し、新たに小歩危を追加して「大歩危小歩危」に名称変更するよう、林芳正文部科学相に答申した。神山町にある遍路道「焼山寺道(しょうさんじみち)」の一部を、国史跡「阿波遍路道」に追加指定することも答申された。

 大歩危は現在、三好市の山城町西宇と西祖谷山村徳善西に挟まれた延長約500メートルの両岸、面積約3万6千平方メートルが、天然記念物と名勝に重複指定されている。今回、この下流側に接続する約600メートル、約5万3千平方メートルと、山城町西宇と池田町川崎に挟まれた小歩危約460メートル、約3万4千平方メートルが追加指定される。三好市が測量調査を行い、文化庁に申請していた。
 
 大歩危小歩危は、日本列島を構成する基礎岩盤の一つで、中央構造線より南側の関東から九州にかけて分布する「三波川(さんばがわ)変成帯」のうち、約2億~1億年前に堆積した岩石が地上に大規模に露出している唯一の場所。

 海洋プレートが地下深く沈み込んで高圧で変成し、地殻変動で再び上昇して形成された日本列島の成り立ちを知る上で学術的価値が高い。景観面でも、明治中期から景勝地として知られていたことが評価されている。

 国史跡に追加指定されるのは、四国霊場11番札所・藤井寺(吉野川市鴨島町飯尾)から12番・焼山寺(神山町下分)へ通じる延長約12キロの焼山寺道の一部で、同町下分の約2・38キロ。舗装や拡幅が行われず、札所までの距離を示す丁石(ちょうせき)や、方向を示す道標(どうひょう)が残る昔ながらの景観が保たれている点が認められた。

 県内にある国史跡の遍路道は、今回の追加指定で約15・93キロに伸びる。
【写真説明】【写真上】国の天然記念物と名勝に追加指定されることになった小歩危=三好市山城町西宇【下】国史跡に追加指定されることになった焼山寺道=神山町下分(いずれも県教委提供)





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