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記念オケ事業、本年度で廃止 徳島県議会で知事表明   2017/11/30 14:03
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 徳島県の飯泉嘉門知事は30日の県議会11月定例会本会議で、関係者の脱税事件を機に数々の問題点が浮上している「とくしま国民文化祭記念管弦楽団(とくしま記念オーケストラ)」事業を、2018年2月に開くベートーベン第九交響曲アジア初演100周年コンサートを最後に取りやめることを明言した。記念オーケストラに多額の事業費を拠出してきた「文化立県とくしま推進基金」も17年度で廃止する方針を明らかにした。岡本富治氏(自民)の代表質問に答えた。

 知事は「記念オーケストラは所期の目的である100周年コンサートをもって終演とし、大団円を迎える」と述べ、本年度での事業廃止を表明。今後の音楽事業については「クラシックのみならず、邦楽やジャズも含めた3大音楽にさらに磨きをかけ、アマチュア音楽家をはじめ県民自らが活躍する、県民を主役とした新たな形での事業展開を図りたい」と説明した。

 文化立県とくしま推進基金についても、議会の議論を経ずに多額の事業費が拠出されていたことから「不透明であるとの指摘をいただいた」とし、廃止する考えを表明した。その上で、条例に基づく透明性の高い基金を新たに設ける意向を示し、「予算、決算の審議など県議会のチェックをいただきながら、取り組みを加速させたい」と話した。

 文化基金と同様、県が外部団体に設置している「スポーツ王国とくしま推進基金」も同じ扱いにするとした。


 ■記念オーケストラ事業を巡る脱税事件■

 演奏家を派遣していた音楽プロダクション「アンサンブル・セシリア」(東京、解散)が事業などで得た所得を申告せずに税金約3千万円を免れたとして、東京地検特捜部に法人税法違反などの罪で起訴され、川岸美奈子元代表取締役(58)が在宅起訴された。申告していなかった所得は16年7月期までの3年間で約1億2900万円に上り、大半は記念オーケストラに関する業務で得た手数料とみられている。


徳島県知事、記念オケ問題で陳謝 事業継続の是非検討
とくしま記念オケ事業で脱税 音楽プロ元代表 在宅起訴



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