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徳島県内中学教員が過労死ライン超 月83時間の残業   2017/12/9 10:03
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 徳島県内の市町村立中学校で教員1人当たりの月平均残業時間が83時間36分と、80時間超が目安の「過労死ライン」を上回っていることが8日、県教委が初めて実施した公立学校教員の時間外勤務調査結果(速報値)で分かった。市町村立小学校は56時間32分、県立中学・高校と特別支援学校は14時間12分だった。授業準備のほか中学では部活動の指導に多くの時間を取られているとみられる。県教委は今月中に若手教員中心の検討チームを立ち上げ、解消策を話し合う。

 調査は、多忙化している教員の長時間勤務解消に向けて実施。市町村立小中は24市町村から1校ずつ計48校を抽出し、校長と臨時教員らを除く471人を対象に10月中の任意の1週間に行い、県立学校は全47校で管理職(校長、副校長、教頭)と臨時教員らを除く1909人を対象に8~10月に行った。

 それによると、時間外勤務は、市町村立小が週平均14時間8分(平日12時間32分、土日曜1時間36分)、市町村立中は同20時間54分(平日13時間52分、土日曜7時間2分)。県立学校は8月が月平均8時間半、9月が19時間6分、10月は15時間だった。

 詳しい理由は分析中だが、調査には自宅に持ち帰って行う仕事は含まれておらず、実際の労働時間はさらに膨らみそうだ。

 検討チームは30~40代の若手教員や教頭、事務職員ら15人程度で組織する。来年3月までに数回開き、事務削減や外部人材活用といった働き方改革の方向性をまとめる計画で、可能なものは本年度中にも実行に移す。

 教員の働き方改革については、12日の中教審特別部会で勤務時間の上限を示したガイドラインの策定などを盛り込んだ中間まとめが了承される見通し。これを踏まえて文部科学省が今月中に緊急対策をまとめる方針だ。

 小西哲也県教委教育政策課長は「検討チームの議論や国の緊急対策を反映し、多忙化解消に向けた効果的な対策を打ち出したい」としている。




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