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徳島県内自治体、姉妹都市交流に濃淡 やりとり途絶えも   2017/12/11 10:05
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徳島県内自治体、姉妹都市交流に濃淡 やりとり途絶えも 米サンフランシスコ市が旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像の設置を受け入れたのを発端に、大阪市が同市との姉妹都市提携を解消する手続きを進めている。徳島新聞の調べでは、徳島県内で海外と姉妹都市(友好都市)提携を結んでいる自治体のうち、目立った意見の対立が表面化した事例はないものの、やりとりが途絶えている場合もあり、交流には濃淡がある。

 徳島県内では現在、徳島、鳴門、美馬、三好の4市と牟岐、美波両町が海外の10市と提携。県がドイツ、ブラジル、中国の州や省と交流している。

 美馬市が友好都市となっているのは中国・大理市。国同士は歴史認識などで意見が対立する場面が目立つものの、市同士は意見がすれ違うなどしたことはない。ただ、担当者は「難しい問題には踏み込まないようにしている」とも話す。

 最も歴史が長いのは徳島市と米サギノー市。姉妹都市提携55年を迎え、10月に副市長らが徳島市を訪れた。美波町は旧日和佐町時代から50年近くオーストラリア・ケアンズ市と交流を続けている。

 最も新しく交流を始めたのは2011年の鳴門市で、中国・湖南省の張家界市と友好都市になった。

 交流がほとんどなくなっているのが牟岐町。1983年、町立診療所の医師の出身地だったことにちなんで台湾・埔塩郷と提携し、88年までに首長が相互訪問するなどした後、行き来がなくなった。99年の台湾地震に際して義援金を送ったのを最後に、20年近くやりとりが無い。

 市町村合併を経た自治体では、対照的な対応が見られた。

 三好市は、旧井川町が米タクイラ市と、旧池田町が米ザ・ダルズ市とそれぞれ交流しており、合併後も提携関係は引き継がれた。タクイラ市からは2013年、「親善団を受け入れてもてなす態勢を整えるのが難しい」と申し入れがあり、具体的な交流は中断しているが、提携関係は維持しており、態勢が整えば再開する。

 阿波市では、合併前の旧市場町が姉妹都市だったサイパン市(米自治領・北マリアナ諸島)との関係がうやむやになっている。阿波市が誕生した時に姉妹都市提携を結び直してはおらず、交流の継続について検討した形跡もない。旧市場町時代には現地に町民向け保養所を設置する計画などがあったとされているが、当時の詳しい状況を記憶している職員はほとんどおらず、交流が再開することはなさそう。

 交流が短期間で終わった例もある。松茂町は11年に米ワシントン州マウントバーノン市と期限付きの提携を結んだ。期限の13年に同市から松茂町に派遣団が送られる予定があり、町は期限以降も関係を継続させる考えだった。しかし、同市から「期限をもって姉妹関係を終了する」と通知があり、提携を解消。結局、派遣団は来町せずじまいだった。




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