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パラ五輪「金」の高垣さん、徳島市で子ども向け柔道教室   2017/12/17 14:04
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パラ五輪「金」の高垣さん、徳島市で子ども向け柔道教室 パラリンピックの視覚障害者柔道金メダリストで、鍼灸(しんきゅう)マッサージ師高垣治さん(49)=徳島市八万町弐丈=が今春から、同市内で子ども向けの柔道教室を開いている。障害の有無に関係なく柔道の楽しさを知ってもらうのが狙いで、障害のある子どもも習いに来ている。視覚障害者が柔道教室を開くのは全国的に珍しく、高垣さんは受講者を募っている。

 高垣さんは徳島視覚支援学校教員などを経て今春、同市鷹匠町6のビル1階を借り、鍼灸マッサージ院を開業。合わせて、柔道教室も始めた。視力が徐々に低下する「網膜色素変性症」という病気のため弱視で、教え子に目が行き届くように狭めの約40平方メートルの道場を構えた。

 名称は「出会いの場にしたい」との思いから「Aeru(アエル)柔道教室」と命名。基本的に小学生が対象で、週3回けいこを付けている。現在は3年生2人が通うほか、中学1年生4人も練習に参加している。このうち視覚障害のある生徒が1人いる。

 支援学校時代にも、視覚障害者を教えてきた経験のある高垣さんは「『ここ』など指示語だけでは分からないので、手首の使い方や足の運び方など、具体的な声掛けを大切にしている。健常者にも通じる指導だ」と話す。上八万小3年の長谷部克明君(9)は「丁寧に教えてくれて、分かりやすい」と喜ぶ。

 高垣さんは香川県琴平町出身で、徳島視覚支援学校の前身の県立盲学校卒。8歳から柔道を続け、1992年のパラ五輪バルセロナ大会で金メダル、96年のアトランタ大会では銅メダルに輝いた。

 高垣さんには自閉症の中学1年の長男(13)がおり、視覚障害者だけではなく、発達障害のある人や知的障害者にも柔道教室に参加してほしい考えだ。高垣さんは「柔道をやってきたおかげで人との出会いにも恵まれ、本当に良かった。障害のある人もない人も一緒に交流できる場を目指し、2020年の東京パラリンピックを徳島から盛り上げられれば」と意気込んでいる。

 受講は年会費4千円と月謝3500円が必要。問い合わせは高垣さん<電090(3180)2389>。
【写真説明】主宰する「Aeru柔道教室」で子どもを教える高垣さん=徳島市鷹匠町6





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