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50年で30億食販売 徳島発、大塚食品「ボンカレー」   2018/1/23 10:20
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50年で30億食販売 徳島発、大塚食品「ボンカレー」 大塚グループの大塚食品(大阪市)が製造する「ボンカレー」が2月、発売から50年を迎える。温めるだけで食べられる世界初の市販レトルト食品として同社の徳島工場(徳島市)で生産され、累計販売数は約30億食に達する。近年は電子レンジ対応や、具材にこだわった高級路線の商品も投入。時代のニーズを先取りして消費者の心をつかんできた。

 ボンカレーは1968年2月12日、阪神地区で発売された。大手メーカーが先行していた固形のカレールーと一線を画した商品づくりを目指し、缶詰に代わる軍用携帯食として米国で開発されたソーセージの真空パックをヒントに開発された。

 コンセプトは「1人前ずつ、お湯で温めるだけで食べられる」。開発には、大塚グループが医薬品分野で培った減菌処理技術も活用。名称は「良い、おいしい」を意味するフランス語の「ボン」から採った。

 発売当初の賞味期限は2カ月(冬場は3カ月)だったが、69年の全国発売に向け、アルミを使った気密性の高い3層構造の包装袋を開発し、2年の賞味期限を実現した。商品は大ヒットし、73年には年間で1億食を達成。競合商品が増えた78年には香辛料やフルーツをふんだんに使った「ゴールド」を発売した。

 2000年ごろから販売の中心をスタンダードなボンカレーからゴールドに切り替え、03年に従来のボンカレーは沖縄限定商品にした。09年からレンジ対応商品を本格導入し、15年には牛テールスープなどを使ったプレミアム商品「Theボンカレー」を発売。現在はシリーズ全体で16種類を販売し、「Theボンカレー」を除く15種類を徳島工場で製造している。

 10年に清涼飲料の大塚ベバレジと合併するまで、ボンカレーシリーズは大塚食品の売り上げトップで、長く同社の屋台骨を支えた。現在も食品部門の売り上げの約7割を占めている。

 22日、大塚食品の戸部貞信社長は東京都内で開いた記者会見で50年を振り返り「時代のニーズに合わせてきたが、お母さんの手作りカレーとのコンセプトは変えていない。100年(続く)ブランドにするため世界に広げたい」と海外展開に意欲を示した。
【写真説明】[上]1968年に世界初の市販レトルト食品として発売されたボンカレー(大塚食品提供)[下]大塚食品が現在、販売しているボンカレーシリーズの全商品。下段中央は50周年記念商品



ボンカレー50周年新商品は「元祖の味わい」 パッケージに松山容子さん



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