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徳島ヴォルティス
若手主体、2-0勝利にも表情厳しく 宮崎産経大と練習試合   2010/2/10 11:53
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若手主体、2-0勝利にも表情厳しく 宮崎産経大と練習試合 徳島ヴォルティスは宮崎2次キャンプ7日目の9日、県総合運動公園サッカー場で宮崎産業経営大と練習試合(45分2本)を行い、若手・中堅のサブ組主体の編成で2-0で勝った。しかし決定機に外したり、相手に押し込まれたりするなどし、試合後の選手たちは厳しい表情だった。

 試合は4-4-2のシステムで臨んだ。後半35分、ゴール中央で大西のパスを受けた佐藤がシュートを決めて先制。43分には麦田の右クロスに佐藤が頭で合わせた。

 しかしセットプレーなどでつかんだ再三のチャンスを生かせず、細かな連係ミスも目立った。指揮を執った小笠原ヘッドコーチは「モチベーションを高く持っていなかった」。2得点の佐藤も「大学生相手でどこか格下にみていた。本来なら5、6点は取れていたはず。もっと技術をつけないと」と自らに言い聞かせるように話した。

 徳島ヴォルティス2-0宮崎産業経営大

 ◆徳島の出場メンバー

  GK=阿部▽DF=石川、大原、安藤、挽地▽MF=麦田、六車、井上、岡▽FW=佐藤、大西

 ◎開幕ベンチ入りへ奮闘 ユースから初昇格 FW岡卓磨

 ユースチームから初めてトップの徳島ヴォルティスに昇格した新加入のFW岡卓磨(18)=徳島市出身、徳島市立高3年=が、開幕ベンチ入りを目指し奮闘している。宮崎2次キャンプの練習試合では、9日までに行われた全4戦に出場。得点を決めたりチャンスメークしたりするなど結果を出している。首脳陣も大きな期待を寄せている。

 岡はスピードあふれる動きでDF裏に抜け出し、少々離れた位置からでも積極的にシュートを放つ。練習試合ではサイドMFで起用され、高知での1次キャンプでは高知大戦で2得点。宮崎キャンプも4日のホンダロック戦で1得点を挙げた。続くJ2の横浜FC、東京Vとの試合も途中出場し、果敢なドリブル突破を見せた。

 「がむしゃらに自分のプレーを出し切る」と岡。9日に宮崎県総合運動公園サッカー場で行われた宮崎産業経営大戦でもヘディングシュートを放ったほか、FW陣に絶妙のラストパスを送った。それでも「パスをうまく受けられないなどミスが相次いだ。まだまだ」と自己分析する。

 美濃部監督は「前向きにプレーし戦術の理解も早い。フィジカルも強く、あとは判断や細かな技術だ。(公式戦で)チャンスがあれば使いたい。そのためにもこれからが大切」。FWとサイドMFの両方での起用を考えているという。

 徳島県出身4選手のうち2年目のGK阿部、FW大西、DF石川を一歩リードした格好の岡。トップチーム入りし1カ月近くがたち「開幕からベンチ入りし1試合でも多く出るのが目標。少しずつ慣れてきたが、やはりプロのレベルは高い。チャンスをものにできるよう、さらに頑張る」。郷土が誇るスター選手の誕生へ、サポーターの注目も高まりそうだ。
【写真説明】宮崎産経大との練習試合で攻め上がる岡。開幕ベンチ入りを目指しアピールしている=宮崎県総合運動公園サッカー場



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