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徳島、過去最高12位 都道府県対抗女子駅伝   2011/1/17 10:53
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徳島、過去最高12位 都道府県対抗女子駅伝 第29回全国都道府県対抗女子駅伝は16日、京都市の西京極陸上競技場発着の9区間(42・195キロ)で行われ、徳島は2時間21分46秒で県勢過去最高の12位に入った。これまでの最高順位は第16回の17位(2時間21分35秒)だった。寒気の影響で市内はうっすらと積雪があり、気温は大会史上最低の4度。あいにくのコンディションの中、徳島は29位スタートから追い上げ、昨年の42位から大幅に順位を上げ、タイムを2分18秒縮めた。京都が2時間17分16秒で2年ぶり14度目の優勝を果たした。2位は2連覇を目指した岡山が51秒差で続き、3位は福岡だった。

 [評]徳島は1区森が29位と出遅れ、2区野口は順位を三つ上げた。3区高林は31位でたすきを渡すと、4区井上が区間12位の好走で一気に22位まで押し上げた。5区岡田の区間11位に続き6区多賀原、7区岩川と着実に巻き返し16位に。8区榎並から19位でたすきを受け取ったアンカーの伊藤が区間6位の走りを見せ12位でゴールした。
 優勝した京都は4位スタートから3区で16位まで下げた後、4区以降の4区間で区間賞に輝く強さを発揮し頂点に立った。

 ◎アンカー伊藤7人抜き

 小雪舞う西京極陸上競技場に7人抜きを演じた徳島のアンカー伊藤が12番目でゴール。目標にしていた県勢過去最高の17位を破った瞬間となった。

 区間6位の伊藤は「自分のリズムで最後まで走ったのが良かった」と表情に達成感が広がった。レースは一時、31位まで落ちたが、積極的な走りで最後までたすきをつなぎきった。

 気温は上がらず4度。悪コンディションの中、レースはスローペースでスタート。1区森は3キロ地点でペースを上げトップ集団を引っ張る果敢な走りに出た。しかし後半の上りで足が動かず29位となった。

 嫌な流れを2区野口が食い止める。「タイムよりも順位。それだけにこだわった」。区間18位で順位を三つ上げた。

 3区高林が粘り、スピードに自信を持つ井上にリレー。4区は4キロと短く「自信を持って走った」。圧巻の9人抜きで22位に浮上した。

 鍵を握るとみられていた高校生3選手が井上の生んだチームの勢いをさらに加速させる。他チームも力のある高校生をそろえる5区で岡田が区間11位。「前半から速いペースで飛ばした」と力を出し切り、順位を四つアップ。

 全国高校駅伝女子で県勢を9年ぶりの30位台に乗せた鳴門高勢も存在感を示し、6区多賀原、7区岩川ともに順位を上げて16位にした。

 8区榎並から19位でたすきを受けた伊藤はチームの勢いに背中を押され、大岩監督らが待つゴールに駆け込んだ。「あともう少しレベルアップすれば8位入賞も見えてきた」と監督。来年の大会に向け、この1年でさらに力をつける。(斎藤邦彦・写真も)
【写真説明】徳島のアンカー伊藤が力を発揮し県勢過去最高の12位でゴール=京都市の西京極陸上競技場