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女子マラソン、野口みずきに聞く   2011/5/17 10:23
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女子マラソン、野口みずきに聞く 15日までの3日間、鳴門ポカリスエットスタジアムで開かれた第55回関西実業団陸上選手権に合わせて来県した、アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(シスメックス)。昨年12月に左足首を疲労骨折して以来、実戦から遠ざかっている。けがの回復具合や復帰時期などを聞いた。(聞き手=阿部研一)

 -足の状態は。

 骨は完全にくっついており痛みはない。順調に回復し、3月上旬から本格的に練習を再開している。今は20キロ走が練習のベースで、月に1000キロ近く走れるまでに戻った。復活に向けた感覚はつかめている。

 -復帰はいつごろになるのか。

 具体的な日程は決まっていないが、夏あたりにハーフマラソンを走ってみたい。だが焦らず、やるときはポイントを抑えて抜くときはしっかり抜くという、練習と日常とのオン・オフをしっかり保つ。レース後、走り切ったと思えるところまでたどり着きたい。

 -今回の来県では14、15の両日、東日本大震災復興支援の募金活動を精力的に行った。

 震災直後から被災した人のために、何か協力できることがあればと思っていた。今回こういう場を設けていただきありがたい。しかし私たちアスリートは競技場の中で元気を与えるのが大切なこと。一日も早く復帰し、その姿から何かを感じ取ってほしい。

 -2004年の徳島駅伝に招待選手として参加した。本県のファンにメッセージを。

 徳島は01年の合宿で来たのが最初。以来10回近く訪れている思い出の地だ。今回出場できなかったのは残念だが、今度は走りに帰って来たい。

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 のぐち・みずき 2005年ベルリンマラソンでマークした2時間19分12秒は世界歴代3位で、日本・アジア記録。フルマラソンは04年アテネ五輪をはじめ6戦5勝。昨年12月の全日本実業団対抗女子駅伝以来、公式戦から離れている。三重県出身、32歳。
【写真説明】戦列復帰への意欲を語る野口=鳴門ポカリスエットスタジアム