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徳島駅伝
第58回徳島駅伝 第1日展望   2012/1/4 11:02
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 3日に徳島市のホテルクレメント徳島で行われた開会式で幕を開けた第58回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)。式後、第1日の南方コース16区間(海陽町宍喰橋-徳島市幸町新聞放送会館別館前=93・1キロ)のオーダーが発表されると、16郡市の選手たちの表情は一段と引き締まった。2連覇を狙う徳島が前回同様、初日からリードを奪うか、戦力バランスの取れた鳴門、中高生の成長著しい板野や美馬市が食い下がるか。例年にも増して激しい入賞争いが予想され、最優秀競技者(MVP)や新人賞の個人タイトルの行方も注目される。レースは4日午前7時30分に号砲が鳴り、3日間の熱戦の火ぶたを切る。

 駅伝の鉄則は「先行逃げ切り」。徳島駅伝の3日間にわたる長い戦いにも当てはまるセオリーだ。過去10年間で、第1日を制した7チームが総合優勝を果たしている。各郡市の監督は、初日に勢いを付けようと積極的なオーダーで臨む。

 一般男子の戦力が秀でている徳島、鳴門の2強がレースを優位に進めそうだ。

 2連覇を目指す徳島は1区(7・1キロ)に県高校トップクラスの上村和(美馬商高)を置き、一気に流れをつかむ作戦。前半の勝負どころとなる3区(9・7キロ)は岡田(四国電力陸上部)、最長8区(13キロ)に片山(市体育振興公社)の二枚看板を投入する。中学生の熊井現・康兄弟(国府中)日下(川内中)らつなぎ区間も安定感があり、盤石の布陣で逃げ切りを図る。

 2年ぶりの覇権奪回に燃える鳴門は、3区にエース西山(大塚製薬陸上部)を配置。8、9区(7・9キロ)を天野(大塚製薬陸上部)石川佳(日亜化学)のリレーで一気に首位を奪う構えだ。5区(6・1キロ)の笠原、1区の中野ら鳴門高勢も強化。終盤の女子3区間は中島(大塚製薬陸上部)を筆頭に、各世代のエース級を並べた。

 前回3位の板野は長丁場で我慢し、1区の奥野(徳島科技高)や11区(6・9キロ)の龍田(住友電工陸上部)で上位とのタイム差を埋めたい。木川(北島)ら中学生区間は実力者がそろった。

 美馬市は、全国高校駅伝に出場した美馬商高勢5人を一般区間に投入した。中でも8区を務める木下翼の好走に期待。若い力を結集し、上位入賞に向けてチームを勢い付ける戦略だ。

 3年連続4位の小松島は、主力が抜けた穴を3区谷川(海自第24航空隊)や8区白川(フルーツグロワーズ)の踏ん張りで埋めたい。

 前回5位の阿南は、3区森、8区武谷ら日亜化学勢を中心にしたオーダー。海部は8区濱(中央発條)3区久保(立命大)のほか、2年ぶりに復帰した14区(3・5キロ)の三浦玲(大塚製薬陸上部)の走りに注目。中高生が11人と若駒中心に臨む美馬郡は、14区岡田(美馬商高)ら力のある女子に好位置でつなげるかがポイント。

 三好郡はふるさと選手の3区木藤(京都・洛南高)の力走に期待。吉野川市は8区尾池(大塚製薬陸上部)らベテランがレースを引っ張る。名西は1区橋本翔(城ノ内高)がリズムをつくれるか。那賀は1区下藪(富岡東高)のスピードに注目。阿波は一般男子の3本柱がエントリーなしと厳しいが、チーム一丸で乗り切る。三好市は3区高井(市農業委員会)の踏ん張りが鍵を握る。勝浦はベテランの10区胡井(いろどり)を軸に、粘り強いレース運びをしたい。オープン参加の名東にははつらつとしたたすきリレーが期待される。

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