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8月24日(水曜日)
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鳴潮
8月24日付
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 新しいリーダーの就任から100日を、「ハネムーン期間」という。有権者の期待が大きな時期で、議会もメディアも批判を控えて様子をみる、主にはアメリカ政界の慣習である

 ここは日本だから、と言ったところで、遠藤彰良徳島市長にはどれほどの慰めにもならないだろう。新町西地区再開発事業の白紙撤回を掲げて当選し、直後から議会や事業推進派の厳しい批判を浴びている

 仮にあったとしても、ハネムーン期間はとうに過ぎた。就任から4カ月とは、それほどの時間だ。にもかかわらず、と言うほかない。市長になって初めて、政策的な経費を盛り込んだ一般会計補正予算案を発表したが、子育て支援以外に「遠藤カラー」は見当たらない

 今になっても市政の何をどうしたいのか、公約の「新町西白紙撤回」後の展望すらあやふやだ。アナウンサーとして長年、人に伝える仕事をしてきて、この伝え下手、存在感の希薄さはどうしたことか

 市民の声がしっかりと耳に入っているか。伝え上手だったアナウンサー時代の勘を早く取り戻さないと、やがて市政は停滞してしまう

 遠藤市長を選んだ市民も、待っているだけではつまらない。激励や批判を徳島市役所に届けよう。電話や投書、メールなど、手段はいくらでもある。市長は報道機関の元住人。聞き上手でもあるはずだ。

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