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病院に入りきらず、玄関前で長蛇の列をつくるマスク姿の患者たち。ぐったりとした表情で診察を待つ幼い子供も多い。列の最後尾の男性は「300人待ちのようです」と、テレビニュースのインタビューに答えていた
これは全国で唯一、インフルエンザの患者数が「警報」レベルに達した北海道の現状である。それに比べれば徳島県は「まだ落ち着いた状況にある」と言えるのかもしれない
だが、油断することなかれ。県内の患者数も小中高生を中心に急増中である。重症者を出さないためにも、感染予防の取り組みをこれまで以上に徹底したいものだ
そうした中、新型用ワクチンの接種がようやく今日から始まる。厚生労働省の情報提供が極端に遅く、具体的なワクチン供給計画が自治体に示されたのは今月初めのことだ。まずは患者を診る医療従事者が接種対象だが、徳島県の担当者も大慌てで間に合わせたに違いない
注目されていた国産ワクチンの臨床結果もまとまり、13歳以上は1回の接種で免疫効果を得られることが分かった。これで希望する国民全員がワクチン接種を受けられる
そこで気になるのが副作用。メーカーの免責制度や副作用が出た場合の保障制度の説明もまだ不十分だ。危機管理の態勢整備を急いでほしい。副作用を訴える患者が列をなす事態は避けなければならない。
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