「皆さんの声援で生まれた(本塁打だ)と思います」。パ・リーグのクライマックスシリーズを本拠地、札幌で制した日本ハムの梨田昌孝監督は、第1戦でスレッジ選手が放った劇的な逆転サヨナラ満塁本塁打をこう振り返った
地元ファンの熱い応援がチームの大きな戦力になる。それは、もちろんサッカーも同じだ。J2の徳島ヴォルティスが健闘しているのも、サポーターの強い後押しが原動力になっている
5年目の今年は、ホームゲームの総入場者数が初の10万人に迫っている。先週のセレッソ大阪戦終了時点で9万5573人。残るホームゲームは2試合で、達成は確実だ。ぜひ次のサガン鳥栖戦で決めたい
長らく8位が続いていた順位も、ここに来て目標のAクラス、6位に上がってきた。昨年までは屈辱の3年連続最下位。それを思えば夢のようである
1試合最多入場者数、最多得点、シーズン最多勝利数と、今年は数々のチーム記録も更新した。しかし、まだまだ十分ではない。例えば、入場者が増えたといっても、J2の平均の半数強でしかない
巨人と日本一を争う日ハムでは、初のセーブ王に輝いた徳島市出身の武田久投手が活躍している。日本一はずっと先としても、ヴォルティスもJ1昇格を狙えるチームに育てたい。鍵を握るのは、「12人目の選手」である地元の声援だ。
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