邪馬台国(やまたいこく)はどこにあったのか。女王・卑弥呼(ひみこ)の時代と重なる巨大な建物跡が奈良の纒向(まきむく)遺跡で出土し、古代史ファンはわくわくしたことだろう。続いて、SFファンの気を引くニュースもあった
宇宙でドーンという音がしたかどうかはさておき、米航空宇宙局(NASA)が探査機をミサイルのように月に激突させた。目的は水があるかどうかの確認。舞い上がったちりを分析した結果、95リットルの水分が観測されたという
昔、月の表面はマグマの海で水分もあった。それが、太陽の光の届かない場所に氷の状態で眠っている。そんな予測に従って月の南極付近のクレーターにぶつけたところ、「水の在りか」だったというわけだ
どれぐらいの量の水があるのかについて、NASAは「これまで考えられていたより多くの水がある」という。豊富な水の存在は大きい。月面基地ができた際には飲料水になるし、分解して得られる水素などを燃料に利用できる可能性もある
水をきっかけに、人間が月に移住する日がやって来るかもしれない。そして月面基地から、さらに遠くの宇宙へと旅をする。ロマンを膨らまそうと思えば、いくらでも膨らむ。“ムーン・ウオーター”も飲んでみたいものである
ただ、地球上の日本では「事業仕分け」の真っ最中。宇宙開発予算も削り込まれたと知り、夢から覚めた。
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