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10月20日(金曜日)
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21日(土)
鳴潮
8月30日付
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 北朝鮮の放った弾道ミサイルが日本上空を通過した。もとより国連安全保障理事会決議への明白な違反である。事前通告もないとあれば、危険極まりない
 
 「これまでにない深刻かつ重大な脅威で、地域の平和と安全を著しく損なう」と安倍晋三首相。米国や韓国など関係国と連携し、ここは気長に政策転換を促していくほかあるまい
 
 過剰に騒げば、日本がおびえている、と3代目を調子づかせかねない。そもそもが米国の気を引きたいがためのミサイル開発である。熱くなっても事態は好転しない。冷静に
 
 発射時刻は午前5時58分ごろ。4分後には全国瞬時警報システム(Jアラート)が速報した。JRや私鉄の一部が運転を見合わせ、利用者に影響が出た。休校した学校もあった
 
 教えてくれるのはありがたいが「頑丈な建物や地下に逃げてください」と言われても、どうしようもない場所がある。昼日中、大都市の上空を通過するコースだったら、混乱はさらに広がったに違いない
 
 政府は発射直後、高性能レーダーなどで探知した情報に基づき、日本に飛来する恐れがない、と判断した。そこまで分かるのなら、である。1180キロも先の太平洋に落ちるミサイルへの対処法として、今回は適切だったのか。北の花火は、これで打ち止めというわけではなかろう。しっかりと検証を。

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