徳島新聞Web

12月15日(金曜日)
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15日(金)
16日(土)
鳴潮
9月2日付
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 「徳島ブルー」は「ジャパンブルー」に通じる。サムライブルーのユニホームを着たサポーターらの青、青、青

 さいたま市の埼玉スタジアムの熱気が、テレビ越しに伝わってきた。サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選で日本代表がオーストラリアに勝ち、8月を締めくくる熱い夜となった。先制点を挙げたのは浅野拓磨選手、22歳

 その姿に、昨年3月の本紙別刷り「阿波っ子タイムズ」の記事を思い出した。7人きょうだいという大家族で育ち、それほど裕福ではなかった。両親は懸命に働き、<母の都姉子(としこ)さんは地元三重県の強豪・四日市中央工高に入れるために結婚指輪まで売ったそうです>

 大舞台での活躍が恩返しになると考えていたが、それを現実のものにした。両親はもとより、周りの人の支えがあるからこそという思いを常に胸に置いている。好きな言葉は「感謝」である

 試合後半には、チーム最年少の21歳、井手口陽介選手が追加点を挙げた。青一色のスタジアムから上がる大きな歓声を聞きながら、「青は藍より出でて藍より青し」と「出藍の誉れ」がふと、頭をよぎった。弟子が師より優れることをいうが、努力は人を裏切らない

 来年のW杯でも、期待できそうな「出藍のホープ」が登場した。徳島ブルーも、きっと喜んでいるに違いない。

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