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12月19日(火曜日)
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鳴潮
9月19日付
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 タレントの長嶋一茂さんの、朝の情報番組での発言が非難の的になっている。たまたま見ていたが、終了寸前、確かにこんなふうに叫んだ。「北朝鮮のミサイルごときで、ぎゃあぎゃあ言うな」
 
 何をどう恐れるべきなのかはっきりさせず、怖い怖いと脅威ばかりあおるより、よほど健全。と思うが、そうではないという人の方が多いようだ。小欄の感覚はおかしいのか、と戸惑っていたら、思わぬ援軍があらわれた
 
 安倍晋三首相が28日召集の臨時国会冒頭にも衆院を解散し、来月下旬に総選挙を実施する意向を固めたそうだ。来年12月の任期満了まで1年以上あるこの時期に、わざわざ政治空白をつくろうというのである。首相も立派な「ぎゃあぎゃあ言うな」派だ
 
 弾道ミサイルなんの、核実験なんの。よほどの大義を秘めているに違いない、と心の内を想像してみるに、あれれ、一茂さんと同じく、さして歓迎されないように思うのですが
 
 まずは支持率を目減りさせる「加計(かけ)、森友問題」隠しか。加えて離党者が相次ぐ民進党のごたごたは収まらず、都議選を制した小池百合子知事周辺の新党結成は準備に入ったばかり、となれば
 
 あからさまな党利党略「今しかない解散」だろう。批判もなんの、持論の憲法改正へ真実一路。対抗軸が育たぬうちの「選択肢なき解散」、一丁上がりだ。

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