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鳴潮
9月27日付
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 漢字ばかり21文字も続く名称は何とかならないか、というのは別にして、徳島県高校定時制通信制生徒生活体験発表大会は、69回目の今回も内容の濃い催しとなったようである
 
 本紙24日付朝刊によると、6校の8人が登壇した。優秀賞の鳴門高校定時制2年、神本憂さんは「どんなことがあっても、次の一歩を踏み出すことが大切」と語ったそうだ。苦しい時を経験しての「諦めない心」には、説得力がある
 
 以前、建設関連の仕事をしながら通信制高校に通う男性の話を聞いたことがある。確か20代半ばだった。疲れているのに勉強するのも大変では。「いいえ、それが面白くて仕方ないのです」
 
 教科書通りの発言を真に受けるわけにもいかず、手を替え品を替え本音を探ると・・・。「実は結婚を考えていて、高卒資格さえ手に入れば、と入学したのですが、勉強は面白いよ、と昔の自分に教えてやりたいぐらい。聞く耳は持たないでしょうが」
 
 学ぶにはそれぞれ最良の時がある。誰もが一律に、とはいかないのである。不幸にして中断される人もいる
 
 やり直す時間の十分ある「人生100年時代」だ。起業や転職、学び直しが自由にできる社会の実現へ。「人づくり革命」の名称にはなじめないが、誰が政権を担っても、その方向性は現実のものとしていかなければならない時期である。

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