徳島新聞Web

12月15日(金曜日)
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14日(木)
15日(金)
鳴潮
10月7日付
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 ラフティングの種目「ヘッド・トゥ・ヘッド(H2H)」は水上の格闘技である。1対1。白くうねる竜の背のような瀬で、激しくぶつかり合い、相手の行く先を制してゴールを目指す

 三好市の吉野川で開かれているラフティング世界選手権。川岸まで降りて、近くで見る。重戦車さながらに流れを切り裂くチーム、確かなラインを選んで加速するチーム、思い通りのコースが取れず急流に翻弄(ほんろう)されるチームも。迫力がある

 地の利も得て、競技初日から県勢の健闘が目立った。池田、池田三好、池田辻の高校生でつくる男子ユースチーム「トラクト」にとっては、初めて臨む大舞台。世界に気後れせずH2Hのトーナメント戦を勝ち上がり、種目別で銀メダルを獲得した

 選手通路を引き揚げる久保祐也主将ら高校生一人一人の顔が輝いていたのは、無論、水にぬれたせいばかりではあるまい。「徳島の川の楽しさを知っている」。チーム名に込めた思いそのままの戦いができたからだろう

 表彰台の常連、三好拠点の女子日本代表「ザ・リバーフェイス」なども好発進。女子中高生チームの巻き返しにも期待したい

 総合優勝を懸け、残る種目は高配点のスラロームとダウンリバー。出場は22カ国、71チーム。吉野川の川面に飛び交う各国語の声援を聞くだけで楽しい。大会は9日まで続く。

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