双子モデル谷奥えま・えりさんに聞く 初主演映画「ふたごとうだつ」

「ごっつい」の響きかわいい

「ふたごとうだつ」で初主演を務めた谷奥えりさんとえまさん=あわぎんホール

「徳島国際短編映画祭」で上映された、県西部の町に生まれ育った姉妹の物語「ふたごとうだつ」。双子モデルの谷奥えまさん、えりさん(21)=京都府出身=が、主演を務めた。女優を夢見て上京した姉と、地元で猟師を志す妹を演じた2人に、徳島の印象や作品への思いを聞いた。
映画は、一つの物語を「東京の姉」編と「徳島の妹」編の二つの視点で描写。県内では1月の4日間、美馬市とつるぎ、東みよし両町で撮影が行われた。初めて訪れた徳島の感想を「空気がおいしい。豊かな自然と、優しい人たちに癒やされた」と声をそろえる。特に気に入ったのは、吉野川沿いの土手道の風景。食べ物では、宿泊先で食べたフィッシュカツの味が忘れられないという。
えまさんが演じる姉は、おとなしそうに見えてしっかり者。えりさんは家族思いで天真らんまんな妹役だった。実際の性格と似ていたため、すんなりと役に入り込めたそうだ。「演技の経験が少なくて不安だったけど、思うようにできた」と振り返る。
苦労したのは方言。「じゃ」などの慣れない表現や独特のイントネーションを習得するため、練習を重ねた。えりさんは「言い回しを、地元の人に教えてもらった。好きな阿波弁は『ごっつい』。響きがかわいいので、普段も使いたい」。
今作が2人にとって初めての主演映画。徳島は思い出の地になった。「個性を生かし、演技の道で活躍したいと思っている。徳島は目標に向けてスタートを切った場所。県内のたくさんの人が応援してくれたらうれしい」とおそろいの笑顔を浮かべた。
(橋本)

3月12日掲載-徳島新聞朝刊ニチヤン

短編映画「ふたごとうだつ」

徳島県西部の「うだつ」の町で生まれた双子の姉妹。猟師の祖父と病弱な母の元で育った双子の姉妹の受難の物語を、姉の視点・妹の視点でそれぞれ描く”ふたつの短編映画”。

  • 監督:小原穣、出演:谷奥えま / 谷奥えり/松元寧音(徳島県出身)/田山由起/大槻修治
  • http://futagotoudatsu.com/

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