元チャットモンチー高橋久美子×POLUボーカル丸山純奈 トーク&歌&読み聞かせ/徳島

作家・作詞家で、元チャットモンチーのドラマー高橋久美子さん(35)の絵本刊行を記念したイベントが、8月15日に徳島市の書店「平惣徳島店」で開かれました。高橋さんが自ら手掛けた絵本について語り、読み聞かせをした後、徳島市の中学生シンガー丸山純奈さん(13)をゲストに迎え、トークショーを行いました。

丸山さんは、徳島市の万代中央ふ頭のイメージソング「ミズイロ」のために結成されたバンド「POLU」のヴォーカルで、「ミズイロ」は高橋さんが作詞。そんな縁もあって実現した2人のトークショーでは、音楽について語り合いました。

■高橋さんが手掛けた2冊の絵本

高橋さんは、自作の「赤い金魚と赤いとうがらし」、翻訳を手掛けた「おかあさんはね」の2冊の絵本を相次いで出版しました。

「赤い金魚と赤いとうがらし」(福田利之/絵、ミルブックス刊)は、赤い金魚が暮らす金魚鉢の中に赤いとうがらしが落ちて繰り広げられる不思議な物語。「おかあさんはね」(エイミー・クラウス・ローゼンタール/文、トム・リヒテンヘルド/絵、マイクロマガジン社刊)は、子どもの健やかな成長を願う母親の思いをやさしい言葉で紡いでいます。

★元チャットモンチー高橋さん、初めての原作絵本(徳島新聞Web) 

★元チャットモンチー高橋さん 人気絵本「おかあさんはね」を翻訳 (徳島新聞Web)

―高橋さんは会場の子どもたちと言葉を交わしながら2冊の絵本を情感たっぷりに朗読しました。

読み聞かせをする高橋さん

■高橋さんがなぜ「ミズイロ」の作詞を?

2011年に、画家の白井ゆみ枝さんとのコラボレーションによるアートと詩の展覧会「ヒトノユメ」を万代中央ふ頭で開催した縁で、イメージソングを企画したNPO法人アクアチッタから「倉庫街をよく知っている人がその思いを詩に込めてほしい」との依頼を受けました。

当初は子ども目線で作詞していたものの、企画者から「幅広い世代の人に万代中央ふ頭に来てもらいたい」という思いを聞き、「サザンオールスターズを意識して詩を書き直した」と裏話も披露しました。

「ミズイロ」を歌うバンド「POLU」のボーカルにオーディションで選ばれた丸山純奈さんの印象を「ずば抜けて伸びやかで透明感のある歌声。中学生と聞いてびっくりした」と語りました。

■ゲストとして丸山さんが登場。高橋さんと音楽談義

高橋さん(左)と丸山さん

◆歌うこと

丸山さん 「久美子さんにとって歌ってどんな存在ですか?」

高橋さん 「歌って、誰でもできる。太古の昔から歌と踊りはあったと思う。人間の原始的な喜びや感情、体の熱が口からわぁっと外に放出される手段なんだろうなと思うと、歌がうまいということは人間としての魅力の一つ。平和の象徴であり、国境を越える、生活に欠かせないものなんじゃないかな。バンドを辞めて、聴く立場になって一層そう思うようになりました」

高橋さん 「純奈ちゃんは、どんなことを考えながら歌っていますか?」

丸山さん 「歌詞の意味を考えて、その風景やドラマを思い浮かべながら歌っています。自分が主人公だったり主人公を見ているときもあったり」

高橋さん 「俳優みたいになりきって歌うから感情が(歌声に)出るのかな」

◆作詞について

高橋さん 「純奈ちゃんが作詞したPOLUの楽曲『いつか』は、等身大で飾らない感じがすごくいい。心の中から湧き上がった言葉だから胸に刺さる」

丸山さん 「うれしい。読んでもらえて感激です」

高橋さん 「こうやって詩を書くようになると楽しいでしょ? より感情が乗るよね」

丸山さん 「自分の思っていることが歌にできることは気持ちがいいなと思います」

高橋さん 「かっこつけようとしなくていい。日記を書くように詩を書いていけばいいよね。これからも詩を書いてね」

トークの合間には、POLUが「ミズイロ」などをアコースティックで演奏。会場を訪れた親子連れは拍手を送っていました。

「ミズイロ」などを披露するPOLU

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