徳島ヴォルティスGK松澤香輝が練習試合でFKからゴール キッカーを務めた理由は 

徳島ヴォルティスのGK松澤香輝(今季ヴィッセル神戸から加入)が、10月2日に徳島スポーツビレッジで行われたカマタマーレ讃岐との練習試合で、ペナルティエリアのすぐ外(左45度付近)からフリーキックでゴールネットを揺らし、チームメートや詰めかけたファンを沸かせた。キッカーを務めた理由や今季について語ってもらった。

徳島ヴォルティスのGK松澤香輝

以前から監督に言われていた

前々から監督(リカルド・ロドリゲス監督)に「FKのチャンスがあったら蹴れ」と言われていました。なかなかチャンスがなかったので、このまま蹴ることはないだろうなと思っていたら、この前の讃岐戦で、チャンスがあって、監督が名前を呼んだので、本当に蹴るんだと思って、フリーキッカーとして向かいました。正直、自分がきれいにゴールを決めるイメージがなかったので、(相手の)GKがこぼすような難しいシュートを打って、他の選手に詰めてもらおうと思ったら、壁に当たって入りました。まあ、ラッキーゴールでしたね。

ゴールのサイドネットを狙うようなキックを練習してきた

GK同士でシュートを打ち合う練習もあるんですけど、学生の頃から、FKの練習じゃなくて、ゴールのサイドネットに蹴れるように、キックやフィードの練習をしてきました。FKではないですけど、ああいう形の練習はしていました。

シュート練習を見ていた監督から「チラベルト」

キーパー練習の中のみんなでシュートを打ち合うときの練習で、監督が「チラベルト(元パラグアイ代表のGK、FKの名手としても知られる)」と呼ぶようになったと思います。

チャンスを決められたのはよかった

ああいう形で監督にアピールできると思っていなかったんですけど、チャンスをものにするという意味では、試合に出ることもそうだし、ああいう場面でも、本当に一回しかないチャンスだったと思うので、それをうまく決められたのはよかったと思います。前日(1日)に、リーグの試合に出ていた選手は、試合を観戦していたと思うんですけど、玲央君(DF大﨑玲央)が動画を撮っていたんで、その動画を見て、こんなに盛り上がってたんだと思って。決めたときは、何が起きたか分からなかったです。

自分の成長でGK陣が良い方向に向かっていけば

神戸から移籍するときは、試合に出ることを目標としてきたので、正直今シーズンは、試合に出てないこともあって納得できていないですけど、GKはそこまで簡単に出られるポジションではないので、自分の置かれている立場を考えて、真摯(しんし)に取り組むことであったり、GK練習を盛り上げたり、そうした取り組みが求められていると思うので、そこは地道にトレーニングできてきたのではないかと思います。僕自身がほかのGKに(いい影響を)与えられているかはわからないですけど、自分がいいプレーしたり、よくなっていったりすることで他のGKの危機感につながると思うので、いい方向に向かっていったらいいなと思います。

チーム全員でJ1昇格を目指す

この前のFKのチャンスの場面もそうですけど、自分が試合に出るチャンスがあったら活躍することが大前提ですし、それだけの準備はしてきています。チームはいま、なかなか勝てていないので、まず1勝して上との差を埋めることであったり、J1昇格の目標は変わらないので、そこに向かってチーム全員で頑張っていきたいと思います。

松澤 香輝(まつざわ・こうき) 1992年生まれ。東京ヴェルディ1969ジュニアユース、流経大柏高、早稲田大を経て2015年にヴィッセル神戸でプロ選手に、2017年から徳島ヴォルティスに加入。182センチ、80キロ。神奈川県出身

インタビュー動画はこちらの後半部分。中河昌彦GKコーチのコメントも入っています。

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